岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

4月26日の活動報告~竹の東屋製作~

SAの八木です。
本日は活動するということ直前にを決めたので
参加人数がとても少ない状況での活動となりました。

東屋中心部がまだ天を仰げる状態だったので、そこだけでも何とかしようということで
仕上げに取り掛かりました。
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今までと同じ要領で屋根を組んで上にあげてもどうにも隙間ができてしまいます。

ので、
↓写真のように皮を剥いで
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↓屋根の上に載せました。
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写真を見てもらったらわかるとは思いますが、
杉の皮はきれいに剥けます…べろべろと…手で丁寧に引っ張れるだけでこんなにできます。
木の状態により剥けにくいのもあるようですが、
それでもノミを使えば、比較的きれい剥けます。

道具を使って加工する。モノを人間に使いやすいように加工するとき、我々は道具を使う。
道具というものはそれ自体が、資源を人間によって使いやすいように加工されたもの。
それらは人工資本、自然資本に対してそれらは補完関係…というのを昨年度、デイリーの著書
「持続可能な発展の経済学」で僕たち4回生は学びました。

里山にはいろんな道具が置いてあるけれど
道具の使い方を知っている人間の労働力がなければ彼らは仕事できません。
みんな里山に来て仕事しましょう。


さて、広場にある木の皮を剥いていると、虫食いの木がありました。
虫食いの穴をのぞいてみると、何かの虫が奥に入っていくのが見えたので…
思い切ってのこぎりで切ってみました。
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木の中にいた虫たち
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皮をで葺いて出来上がった屋根。
前から見た写真。
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後ろから、見た様子。

乗せるだけでは、強い風で飛んでしまうことを考えて、上に竹を乗せて補強。
ということで、竹の東屋の屋根は一応、全体を覆うことはできました。
これから、また壁を作っていったり、快適性を求めてみたりと、頭に中でいろいろ
構想を練りつつ、ここまで出来上がったことを喜びましょう。