こんにちは。岸ゼミ4回生の松浦です。
では早速。
【今回の昆虫】
ショウリョウバッタ、チョウトンボ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、タマムシ (計5種)
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種名:ショウリョウバッタ (Acrida cinerea)
分類:バッタ目バッタ科
体長:40〜82mm
時期:7〜10月
見つけた場所:広場
日本に生息するバッタの最大種。オスは飛ぶ時に「チキチキチキ」と音を立てます。
生息環境はイネ科植物の生えている日当たりの良い草原。
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種名:チョウトンボ (Rhyothemis fuliginosa)
分類:トンボ目トンボ科
体長:31〜42mm
時期:6〜9月
見つけた場所:広田
トンボなのにチョウのようにヒラヒラと飛びます。しかし捕まえるのは普通に難しかったです。
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種名:シオカラトンボ (Orthetrum albistylum speciosum)
分類:トンボ目トンボ科
体長:49〜60mm
時期:4〜11月
見つけた場所:高山用水
トンボと言えばコイツ。どこにでもいます。
青いトンボはシオカラトンボというイメージがありますが、シオヤトンボなど、意外と似たような種類がいるので注意。
シオヤトンボとの見分け方はこちら(里山きゃんぱすの昆虫14(2024/4/28) - 岸基史ゼミ活動日誌 (hatenablog.com))で紹介しています。
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種名:オオシオカラトンボ (Orthetrum melania melania)
分類:トンボ目トンボ科
体長:51〜61mm
時期:4〜11月
見つけた場所:奥田
体長はシオカラトンボとさほど変わりませんが、本種は色が明らかに濃いです。写真はおそらく未成熟のオス。成熟すると濃い青色になります。
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種名:タマムシ (Chrysochroa fulgidissima)
分類:コウチュウ目タマムシ科
体長:25〜40mm
時期:6〜9月
見つけた場所:広場
法隆寺宝物の「玉虫厨子」にはこの昆虫がふんだんに使われています。それに十分納得できるほど、この虫は綺麗ですね。ちなみにこの色は鳥よけとしての役割があります。
成虫はエノキやケヤキなどの葉を、幼虫はエノキやケヤキ、サクラなどの枯れ木を食べます。
恐らくタマムシを見たことがなくて、なんとなく珍しいイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。
もちろん地域によっては絶滅危惧種などに指定されていますが、見たことがない要因の一つとして、クッソ高いところを飛んでいることが挙げられます。
ただでさえ高いエノキやケヤキの木の樹冠付近を飛び回るので、それを知らないと中々見つけられません。しかも日差しの強い時間帯のみ。
幼い頃の僕は、てっきりタマムシは珍しい昆虫だと思っていて、たまたま地面に落ちているのを見つけたときは超絶感動しました。しかし、夏のある日、ふとケヤキの木を見上げると、タマムシがハエのように飛び回っていて拍子抜けしたという経験があります。
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【これまでに見つけた昆虫】
合計・・・82種