岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

里山きゃんぱすの昆虫16(2024/5/5)

こんにちは。岸ゼミ4回生の松浦です。
この日は種籾蒔きイベントということで、イベントに参加した子供たちが昆虫を見つけてくれました。
イベントの様子もブログに載せているので是非読んでみてください!

 

【今回の昆虫】

ヒメカメノコテントウ、クロホシタマムシ (計2種)

 

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種名:ヒメカメノコテントウ 
分類: コウチュウ目テントウムシ
体長:3.6〜6.6mm
時期:4〜11月

 

小型のテントウムシナナホシテントウなどと同じく、成虫・幼虫共にアブラムシを食べます。

 

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種名:クロホシタマムシ 
分類: コウチュウ目タマムシ
体長:8〜13mm
時期:5〜8月

 

個人的には、僕が里山きゃんぱすで見てきた昆虫の中で、今のところ一番美しいと思っています。
ミズナラ、クリ、クヌギなどの伐採木や衰弱木に産卵します。
マスダクロホシタマムシという種類と似ているのですが(僕も間違えました)、クロホシタマムシは小楯板の形が台形であること、本種の方が翅の斑紋の数が多いことで見分けられます。
小楯板はコガネムシ(2023/6/3の図鑑参照)でも軽く解説しましたね。図鑑未登場のコクワガタくんでより詳しく説明しておきます。

写真の赤丸で囲んだ部分が小楯板です。三角形であることが多い気がします。

 

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【これまでに見つけた昆虫】

合計・・・52種