岸ゼミ4回の細澤です。4月15日の活動報告をします。
この日は様々なゼミ、学部、学校などから多くの人が現地に駆けつけてくれ、活気に溢れた活動が行えたのではないかと思います。
現地に着いて真っ先に目に入ってきたのはたんぽぽです。一面に咲き誇っていてとてもきれいでした。
↓麦も順調に成長していて安心です。
本題に入りますと、この日の活動のメインは水田を再生させること。まずは殺伐と生い茂った草木を鎌で刈るところからのスタートでした。みんな自分の背丈よりも高いススキやセイタカアワダチソウなどを慣れない道具に悪戦苦闘しながらきれいに刈り取ってくれました。
↓大学院聴講生の大木さんです。
↓大学院聴講生の大木さんです。
刈り取った草木には火をつけて一掃。次第に大きくなっていく炎に一瞬ひやっとしましたが無事に焼ききることが出来ました。
お昼休憩を挟んで午後からは午前中の作業できれいになったところをひたすら荒起しです。この地はもう何年も耕作されていない土地だったので地面は固いし根っこだらけだったので作業は少し大変でした。
↓一振り一振りの気合いと力強さでは誰にも負けない吉江君。
↓一振り一振りの気合いと力強さでは誰にも負けない吉江君。
そのころ一方では、タケノコ堀り部隊が出動していました。中山さんに手ほどきを受けながらおいしそうなタケノコをたくさん掘ってきてくれました。
↓京大から参加してくれた荒尾君と坪井君。
そして、3回生が中心となって掘ってきたばかりのタケノコをその場で茹でてくれていました。こういったことも里山での醍醐味のひとつではないかと思います。
↓寸胴を利用してタケノコを茹でます。
また、小屋のほうでは様子を見に来てくれた尾山さんが自作の目立て機で鋸の刃の目立てを披露して下さいました。替え刃が安価で購入できてしまう現在では忘れかけてしまっていた道具を大切にする気持ちをひしひしと感じました。
↓非常に細かい作業をサラッとこなす尾山さんに思わず見とれてしまいました。
↓非常に細かい作業をサラッとこなす尾山さんに思わず見とれてしまいました。
さて、そんなこんなしているうちに荒起しの方も大詰めです。仕事の合間を縫って駆けつけてくれた卒業生の木下さんの応援などもあり、最後は道具も人も総動員でなんとか終わらせることが出来ました。
里山に来ることが初めてという3回生も多かったようですが、みんな最後までがんばってくれました。恥ずかしながら僕自身この日の活動をスタートしたときは、今日一日で荒起こしまで全て終わらせるのは無理かな、と思っていたので三回生には今後の活躍の期待を感じました。