岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

番外編�~夏野菜育苗(果菜類編)

どうも丹内です(^O^)
今回は活動の番外編ということで、夏野菜(果菜類)の育苗編をお送りしたいと思います。
何パートかに分けてまた成長の過程で何度がご紹介するつもりです。
 
正直な所苗を買って植えた方が楽ですし、ホームセンターや園芸屋さんで売ってる苗は温室で育苗されているので、早いうちから定植できるので大変便利ですが・・・
 
折角だし種から育てよう!
 
ということでわが家で畑に植える夏野菜の育苗を始めました。
 
今年植える夏野菜のタネは野口種苗さんから買いました。
野口さんの著書「タネが危ない」を読み、固定種とF1種を巡る様々な問題を知り、いろいろ感化され、固定種の野菜を栽培することに。
興味がある人は、本もお貸ししますし、またいつでも聞いてください。
毎年種をとってどんどんその土地に適応した野菜になってもらいたいものです。
 
苗を作るにあたって、大事なのがは土作り。
まず、ポットの下に針底石の代わりに約1cmから2cmに砕いた木炭を敷き、
山で取ってきた土を使うのがゼミの方針としてはベストなのですが、何分家まで持って帰る手段もないので、ホームセンターで化学肥料の入っていない培養土と腐葉土を買ってきて
培養土:腐葉土=7:3ぐらいで配合して完成です。
培養土だけだと水はけが良すぎるので腐葉土を混ぜました。
 
種まきの際に気をつけることとしては、基本的に果菜類はほとんど発芽の際は嫌光性なので覆土を2cm~3cmかぶせせ、新聞を被せて発芽を促しました。もう今頃は大丈夫ですが、発芽適温がだいたい20℃から30℃必要で僕が植えた際には少し気温が心配だったので、種を蒔いたあと透明なゴミ袋に入れて温度を上げました。種まきから発芽までの間の水やりは基本的に最初の一回にたっぷり与えるだけで大丈夫です。
 
 
 
続いては野菜紹介
かぼちゃです。
品種名は白皮砂糖南瓜と言います。
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このかぼちゃは名前の通り、実が真っ白なかぼちゃです。日本カボチャは粘り気があり、甘みが強いらしく外観もきれいらしいので物珍しさもあり、このかぼちゃにしました。かぼちゃは芽がでるのも早く、成長も早いので、本葉が二、三枚でるであろう今週末にはもう定植すると思います。 我が家でのこのかぼちゃの発芽率は90%ぐらいあり、かぼちゃの強さを思い知らされました。
 
お次はキュウリ
品種名:聖護院節成胡瓜
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品種名からして、京都のキュウリみたいです。芽が出た時から天気が悪く曇り続きでお日様が見えなかったせいか、半分ほど徒長気味になってしまい・・・ 徒長気味のやつらはどうしようか悩んだ挙句、育苗トレーからポットに移す際に、処分しました。一応保険としてもう何ポットか植え直したので、なんとかなると思います。
ちらっと本葉の芽が見えていますね。
 
品種名:早生真黒ナス
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このナスは千両二号など数多くの交配種の片親となった品種で、関東の方でよく食べられているらしいです。ナスの育苗期間は二カ月だそうでこいつらは芽がでてからあまり大きな変化が見られません(T_T)
発芽率は85%といったところでしょうか
 
最後に紹介するのはししとうさん
品種名:ピッコロししとう
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正直ナスの苗と区別がつきません(笑)同じナス科だけあってこの段階ではそっくりですね。自分で植えといてなんですが、もしかしたら逆かもしれません(笑)この品種は野口種苗さん自慢の種の一つ見たいで、ししとうに時々ある辛みがほとんどでないそうです。あの時々来る辛さにびくびくしながら食べていたのでこれはありがたい。
 
あとは種まきして発芽待ちなのが、緑ナス、ゴーヤ、セルリー、サニーレタスです。
緑ナスは去年植えたものから種をとったのですが、保存方法が悪かったのか二週間近くたっても発芽せず、少し厳しいかもしれません。
他にもいろいろ育てる予定ですので、またご紹介させていただきます(^O^)
ただこんなに植えて運搬方法をまったく考えておらず、どうしたものか。。。なのでゼミ生のみなさん!是非ご協力お願いします(笑)おそらく各種類10から30近く苗ができるので植えるところもいろいろ考えないといけませんね。
 
長くなりましたがご覧いただきありがとうございました!