岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

6月24日の活動報告②

イメージ 1榾木を並べ、遮光シートをかぶせれば完成です!
                                 
 
 
結局、以前から置いている榾木の隣に作ったのですが、どこに立てようかと考えるのに少し時間を使いました。
どこにどのキノコを置くか、冬の間にきちんと計画を立てておかなければならないなと反省しました・・・
それによって菌打ちの後の榾木の置き場所も、より作業の行いやすいようになっただろうと思いました。
 
その後、お昼休憩をはさみ、本日の一番の楽しみ!麦刈りを行いました!!!(*^▽^*)
イメージ 2
ハザを作り、干しています。掘立小屋の壁代わりにもなりました(・U・)
今年はライムギのワラを使って麦わら帽子づくりに挑戦です!
里山ブランドの麦わら帽子、完成したら是非使ってみてくださいね(*^_^*)
 
 
本日の活動報告は以上です。
ここからは少し余談です。
 
本日はバスに乗り、フィールドまで向かいました。
バスの乗客は私一人でしたが、運転手の川崎さんという方が話しかけてくださいました。
私がこれから田んぼで作業をすることを伝えると、彼は
「僕の会社にも農業をやっている人がいるけど、正直農産物は買った方が安いと言っていたよ。機械を使うととてもお金がかかるんだってね。でも、昔から代々やってきたことだし、やらないわけにはいかないそうだ。」
とお話ししてくださいました。
 
一昨日のゼミの終わりに、岸さんから”農薬の使用寮や、使用の用途、また機械はとても高いし、そのお金を払い終わる頃には機械の寿命が来てまた新しい機会を使わなければならない。”と聞いたところだったので、
実際の農家の現状や、またそんな中でも土地を守るために農業を続けているという方のお話を聞き、「人は何のために農を行うのだろうか」と本当に考えさせられました。
 
そしてバスを降りて歩いていると、【メダカをとらないで 魚を釣らないで】という立て看板を見つけました。
その横には池があり、木の枝を池の中に入れていました。
きっと人が入らないようにそうしているんだろうな、と人の自然を守ろうとする気持ちが感じられました。
 
何をすることが正しいことなのかはよくわかりませんが、
人が手を加えることで、自然が豊かになることもあり、
手を加えることをやめることで、荒廃していく環境もある。
人は人間同士のように、、自然とも対話ができた時代があったのかもしれない。
その心を伝えていくことが、農の役割なのかもしれない
少し、そんなことを考えた1日でした。