岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

7月2日の活動報告~小峠、脱兎谷の補植と草刈り、笹刈り~

岸ゼミ4年の木下です。今日も小峠に集合でしたが、久しぶりに脱兎谷にも行きました。

そうと言っておきながら、僕は昨日に続けて寝坊・・・。皆さん、何度も本当にすいません。

作業内容:笹刈り(小峠)、田んぼの草抜き(脱兎谷)、田んぼ周辺の草刈り(脱兎谷)、田んぼへ苗の補植(脱兎谷)

僕は小峠に12時ぐらいに到着しました。既に岸さん、TA中山さん、室田ゼミ3年の前田君が、ばら撒きした麦の畑横の笹を刈っていました。

↓これからも笹はドンドン刈っていきます!!
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そして僕が到着した後、脱兎谷へと移動することになりました。脱兎谷は田植えの後、一度も行けていなかったので、いったいどのような状況になっているのかが気になり急遽行くことになりました。

脱兎谷の水田は一面雑草だらけになっていることを想像していたのですが、実際行ってみると、殆ど雑草は生えていませんでした。
しかし少し生えていたので、まず水田全体の見回り・昼食後、岸さん、中山さん、前田君が水田の稗・雑草を抜き始めました。僕は水田周辺の雑草を鎌で刈り始めました。
今日は雨上がりで晴れ。蒸し暑く、さらに蚊が凄かったです。暑いし、かゆい。夏の農作業は大変です。

↓丹念に雑草を抜く岸さん(上)と中山さん(下)
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↓脱兎谷に着いた時に水田横で発見したキノコ。何て言うキノコなのかな??
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↓草抜き中に水田で発見したヤゴ。何て言うトンボなのかな??
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しかし、水田周辺の雑草は凄かったです。そこで僕は続けて草を刈り、2回目の休憩後中山さんも草刈り機で水田周辺の雑草を勢いよく刈り始めました。途中、前田君が中山さんの変わりに草刈り機で刈っていました。2人とも草刈り機初めてだったみたいなのですが、すぐに使いこなしていました。

↓草刈り機で勢いよく雑草を刈る前田君
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一方岸さんは、田んぼの草抜きを終えて、草刈りで刈った雑草を集めました。きちんと最後まで雑草を処理するのは大事なことです。

↓雑草を集める岸さん
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その後前田君が6月の田植えに参加しなかったとのことだったので、前田君に苗の補植をしてもらいました。

↓脱兎谷の水田のビフォアー
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↓脱兎谷の水田のアフター(草が刈れているのが、わかりますか??)
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水田の草抜き・水田周辺の草刈り等、今日すべき事を何度が休憩を挟みながら取りあえず終えて、脱兎谷での作業を16時過ぎに終えました。

↓帰りの畦道でオニヤンマのヤゴらしい抜け殻(約5~6cm)を発見しました。
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僕は今日、バイトだったので先に帰りました。岸さん、中山さん、前田君は小峠へと戻りました。



以下、第2章、中山報告です。
(アップ遅くなってすいません。国際学会ウィークなので、
 関連イベントで何かと忙くて・・・。)

小峠に戻ってからは、これといって特に作業はしていません。
現状把握と今後の作業課題の確認と段取りのイメージをしただけです。
(ただ、前田さんには、室田先生の手みやげのための、
「セリとり」を熱心に行っていただきました。
「セリ和え」、僕もいただきましたが、うまかった☆)
なので、とりあえず、
今回は「木下記事」に便乗させていただきます。
「共同研究」の一環として。

↓まず、物置小屋。無惨。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/7c/d9/seminor_mkishi/folder/1557586/img_1557586_10395277_10?2006-07-03
↑ひとまず仮修復して、仮小屋をキープしといた上で、
別の建物を新築した方がいいんじゃないかと、
僕は思っています。

↓不耕起田上笹ボウボウエリア
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↑冒頭の木下報告にもありましたが、
笹刈り上げて、使える土地にしましょう。
現状こんな感じです。

↓さて、なんじゃこりゃ。
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↑炭窯です。炭入ったままです。福井さ~ん☆

↓↓大麦の状況
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↑スジマキして、現状暫定的に稲架(はさ/はざ)架けしている大麦ですが、
焚き火であぶりながら脱穀しましょう。
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↑バラ播きしたところは、草と混ざったまま刈っていますが、
乾いた頃を見計らって火をつけ、
麦わらと草の燃焼を利用して脱穀しましょう。

一見野蛮に見えるやり方ですが、実は伝統的で合理的な方法です。
ただ、精麦したときに少し焦げ目がつくので、
見た目も大切な現代ニーズにはあわず、
工業的に「乾燥」できる現代では
闇に葬り去られた方法らしいです。
岸さんの実験で、うまくいく(麦茶も試飲済み。めちゃうまかった!)
ことがわかっているので、ご安心ください。

↓本ブログ初公開の竹ヤブでございます。
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↑池の畔(ほとり)の緑は、
思春期の「ヤングバンブー」です。
とにかく、やっつけてください!
ここも、もう少し計画的に作って行きたいですね。
↓そして、ヤブへのアクセス通路。
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↑草が生い茂っていて、地面が見えません。
かなりリスキーです。こけて怪我しないように、
とにかく刈りましょう!
将来的には、それなりの通路整備すれば、
里山の「味」が出てきそう。

そして最後に、僕の大好きな「木下アングル」からの
ランドスケープ
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↑・・・。やっぱり木下さんがとった写真の方が、
・・・魅力的だ・・・・・・。


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コメント(2)

    【コメント】2006/7/5(水) 午前 1:58
合言葉「とにかく間人」行きたいよ~ン!(中山コメントが有山を・・・!)□これからの季節は、暑さと蚊との戦いですね。暑さに対しては・・・農民は皆早起き!!蚊に対しては・・・長袖長ズボン首タオル、そして何と言っても中山さんご愛用の「日本の夏」でしょうね!!☆「簡単丈夫なあずまやの作り方」なんてないかしらね。☆なんじゃこりゃ・・・実際に見ているとそうでも無いように思うのですが、写真でみるとまさに「なんじゃこりゃ!」嘗て人の手が加えられたところとは容易に信じられない様子ですね。 [ goo*5*3g*od ]


    【コメント】2006/7/5(水) 午前 1:59
続きだよーン。。。。☆池の畔・・・随分倒したつもりだったのに!日光が程よく差し込み、茶木が育ちかけてきているのに。若い間に成敗せねば!☆麦茶飲みターイ麦ご飯食べたーイです。◎水田の中で見つかったヤゴは姿を見る限りンマ科のヤゴでしょうね。キノコは、Mr.キノコならすぐに同定してくださるかしら?△やっぱり写真は奥が深いもの・・・。ウンウン goo*5*3g*od ]