岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

10月29日☆脱穀in小峠☆

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田んぼにいると、
どうしても調子ノリになってしまう中山です。
(失礼してしまった皆様、本当に申し訳ありません(m_m))

きのぴー、ほっそん、自身の報告は容赦なくがんがんいってくださいね!!

さて、今日は小峠での脱穀の日です。
稲刈りして2週間。さて、どうなっているのでしょう。

本日中山号(黄色いのん)の同乗者は、有山さんのお宅の納屋にいつも置かせていただいてる、
「(大正式)足踏み脱穀機」、「唐箕」そして「箕」をピックアップし、
みんなが来る前にある程度準備しておきたかったので、少し早めの9時半着です。
細澤は「脱穀機with一輪車」、
堀・重藤ペアは、女性ながら二人で唐箕をかついで。
文句の一言もいわず、黙々と運ぶ、彼・彼女らの頼もしさといったら・・・。

堀・重藤の『女前』が、圃場まで唐箕を運んだ後、
細澤のヘルプに廻ったとき、細澤がやっとこさ小峠の入り口にたどりつたまさにそのとき、
ちょうど地主氏の尾山さんwith軽トラがお見えに。
尾山さんのご厚意で、圃場@小峠の谷まで、軽トラに積んでもらえました。

本日のトップ画像は、道中の眠気から覚め、そして一仕事終え、
秋のさわやかな朝日を浴びた英雄達の、
爽やかな笑顔upon軽トラからスタートです。

まもなくして、京大@経済学研究科の嶋田さんが、
「足踏み式脱穀機」with(青い)軽トラでお見えです。
この足踏み式脱穀機、嶋田さんがわざわざ前日からご実家にお帰りになり、
ご記憶の底より、納屋の奥から引っ張りだされ、
しかも、籾飛び防止のカバーがないと見ると、
お父さんと協業で、即席で代替品をお創りいただき、
歯車部分にはきちんとグリスアップしてお持ちいただいた代物です。
嶋田さんご自身、「Local Commons」というニュースレターの編集や、
関連事業のお仕事で、
(その他もいろいろ抱えておられるに違いないのですが、)
めちゃくちゃお忙しいにもかかわらず、
こうして献身的にご貢献いただいている訳です。
恐縮する暇もなく、感謝の念でいっぱいでした。

さて、10時すぎ、皆さんにご集合いただき、いつものように、ベースキャンプ設置後、
「黒米の稲刈りチーム」
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↑室2、チェッキーラー♪2名 & 和2、黙々♪5名(藤原・武田・黒澤・米田・藪内)
見事に、お昼前までに稲刈り→結束まで一通り修了!

EVEを見据えた、「竹細工チーム」
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↑岸4、堀+重藤=最強Ladies
なにやら、『おそろしくやせるモノ』を創ってるらしい・・・。期待大。

そして、
『腹が減っては、戦はできぬ!』昼飯に向けた、「炊き出しチーム。」
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↑『汁』に向け、稲刈りの時と同様に、SA(木下)畑のさつま芋を朝掘り(略奪)する
和2、武田・藪内。先週のSA3人衆の仕事を受け、「木下農具製作所」備中鍬にて。

に分業です。

一方で、細澤&杉本(室3)は、嶋田さんのご指導を受けながら、
有山さんちの納屋から運んできた我々の足踏み式脱穀機の籾飛散防止のカバー創りです。
かなり、よい出来でした。(嶋田さんのお墨付き☆)

さあ、ランチタイムでございます。
いつものように、汁だけ配給(¥50)。
>良心之全身ニ充満シタル丈夫ノ起リ来ラン事ヲ<新島
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さあ、今日の参加者。
まず、同志社関連。
岸和田の教員二氏。そして、“パト”。
英雄らはというと、
岸4:SA木下・SA細井・堀・斉藤・大嶋・重藤・坂本
岸3:細澤・太宰。(ええの?二人だけで。)
岸2:0(・・・)
室3:杉本
室2:2名(♪チェキラー♪)←後日修正します。
和2:藤原・武田・黒澤・米田・藪内
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  >↑しんどいのはもうちょい。あとは、もうちょい楽。
中山の恣意的な感覚からすれば、彼らは次世代のホープに成り得る可能性を持ってます。

に加え、いうまでもない、嶋田さん。

↓そして、西岡さん(岸さんのお向かいさん)と、いつもありがとうございます。上田さん。
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3日も絶対来てくださいね!
そして、ここの持続可能性について、がんがんご意見お願いします!!

翁さんにも、稲刈りに続きご尽力いただきました。

はい、午後の作業開始です!
露もとれた、昼一番を狙って、本格的に脱穀スタートです!

岸さんが、我慢できずにご購入された
『(平成式)足踏み脱穀機』を含め、3台の脱穀機は、
昨年までの不耕起水田に我々の2台、
今年再生した水田に、嶋田脱穀機1台の配置です。

不耕起水田については、
岸4メンバーが、昨年までの経験を活かして、うまく分業しながらやっていくので、
任せといて憂いなし!!
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↑オレンジのシートがかかっているのが、午前中の細澤・杉本の成果。

下の再生水田は、主に和2が主体となって、嶋田プロジェクトが進行しているので、
『若気の楽しみ』とともに、無難にこなす。
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↑嶋田氏と和ゼミ英雄連中。Good Job!! (The MVP in here was Mr.FUJIWARA☆)

わらくず等と籾を分別する、「とうし」がけ、(「ふるい」がけ)も、
SA連中を筆頭に、『遊びながら』きっちりこなします。
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↓一斉休憩時。なんとも『いい顔!!』
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さて、そろそろ本日の到達点といきましょう。
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↑今日刈った黒米は、脱穀した「ヒノヒカリ(大鷹米?!)」と同じウマに、
入れ違いではざがけしてあります。
脱穀作業をうまくやっていく英雄達を見て、
岸さんは、「敢えて」、誰もスカウトすることなく、お一人で全部架けられました。
(そういう岸さんの『良心』は、無視できませんね!)
この脱穀は、天気にもよりますが、1~2週間後になるでしょう。

↓再生水田
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↑今日、都合でこれなかった皆さんのために、
和田先生のご好意を受け、
岸さんのご厚意で、翌月3日の脱穀体験用に若干量残してあります。
そして、左手の「藁干し」をご覧下さい。
格好いいのが、いつもお世話になっている、
近隣農家の植西さん作「じんど」。
そして、ぶさいくな方が、中山が「じんど」を目指して作った「藁のやま」。
3日には、かっこいい「じんど」を作ってみようコンテストも、
収穫祭イベントのひとつです。

さあ、皆さん、奮ってご参加ください!

追伸
植西さん、尾山さんには、この日一日中お付き合いいただいて、
本当にありがたいというか、涙がちょちょぎれる思いというか。
さらに、植西さんは、ご自身の「籾すり機」をご準備頂き、
早く籾すりして、収穫のヨロコビを演出しようとして下さいました。
そこで、皆で「植西倉庫」まで移動し、(植西さんがお持ち下さった『焼き芋』by籾殻をくいながら)
現代的農業の機械を見せていただくことができました。
(なかなかこういう機械みれること少ないと思いますよ。)
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出来るだけ、化石燃料に頼りたくない僕らにとっても、籾すり・精米は難関です。
水車でも回せるのならば、なんとかなりそうですが。(室田先生、作りましょうか?)

ところが、こうやって、手作業でやった「籾」は、
なかなか機械が受け付けてくれませんでした。
(植西さん、わざわざ我々の米を前もって某局で水分検査までしてくださったのに。)
かえってご迷惑をおかけしてしまいました。
でも、僕は、すごくうれしかったです。
こういう「地元の方の協力をなしにして、絶対こういう活動は成立しない!」
と、断言する細井さん、(←僕は決して間違ってないと思う。)
このことについてどう考えますか?



     【コメント】2006/10/30(月) 午前 5:12
一方で、岸さんもご自宅で天日干しされ、さらに籾すりされます。3日の収穫祭には意地でも間に合わせます。奮ってご参加ください!!とにかく、今日は皆さん、GOOD JOB!! (including me and..., and my wife,Erina, thanks a lot, sincerely. sem**or_*kis*i ]

     【コメント】 2006/10/30(月) 午前 5:22
朝早くからの作業、夜遅くまでのブログ更新お疲れ様です。そして本当にありがとうございます。どうぞゆっくりと休んでください。 あと遠慮なく僕自身もブログ更新させてもらいました!! [ 木下 ]

     【コメント】2006/10/30(月) 午後 2:58
初めて書き込みます。昨日はお疲れ様でした。私も細井さんの断言には同じ思いです。私個人にとっても、いろいろな経験・知識を持っている地元の方々との交流は、里山でのあらゆる経験から得られる財産の一つです。上田さんと重ちゃんに手伝ってもらった「おそろしく痩せる竹細工」使ってます。 [ bed*160 ]


     【コメント】2006/10/30(月) 午後 8:45
昨日はお疲れ様でした☆細井さんて書かれてて、最初bed0160さんが誰の事か分からなかったんですが、堀さんだったんですね。僕は以前から自分の思いだけで、断言してしまう悪い癖があります。それを改善し、論理的に話す事ができるように、最近よく本を読むようになりました。 追伸:先日「扇」さんの漢字は「翁」だと聞いた気がします。 [ yus*ke*ho*oi8* ]


     【コメント】2006/10/30(月) 午後 10:07
細井さん、ナイスな指摘ありがとう。訂正しておきました。せっかく参加していただいているのに、お名前を間違えるのは失礼極まりないですよね!すいませんでした。 [ 中山 ]