岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

10月29日の活動報告 脱穀

岸ゼミ4年の木下です。今日は小峠で黒米の稲刈りと、前に稲刈りをして、はざにかけていたヒノヒカリ脱穀をしました。

僕は今日、家の都合で12時半からの参加でした。現地に着いた頃には既に黒米の稲刈りは終わっていて、ちょうど昼休憩が始まるところでした。



今回の日記はメインで中山さんが書いていますが、僕も写真をいくつか撮ったのであわせて日記も書きたいと思います。


さてさて昼からの活動は、先日刈ったヒノヒカリ脱穀、そして黒米のはざかけです。黒米のはざかけは岸さんがして下さいました。

↓黒米をはざにかけるための準備をする岸さん
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他の参加者は主に脱穀に従事していました。今回の収穫高は、今年、新たに開墾をしたということもあり、去年の収穫高より増加しました。そのため脱穀作業は大変で、着ていたTシャツも汗でビショビショとなりました・・・。
実際の脱穀は去年から使っている足踏み式脱穀機1台に加えて、新たに2台を導入し作業を行いました。

↓手前足元のペダルで脱穀機に回転を加えて、脱穀します。
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↓足でペダルを踏み続けながら脱穀するため、足がパンパンになりました(笑)明日は・・・
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脱穀し集めた米を高々と上げる細井君と太宰君。この袋は約30kgあります(苦笑)
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その後脱穀した米はまとめて、一旦袋につめます。そしてその袋に入った米は別の場所に移して、篩いにかけて藁等を取り除きます。

↓藁に残っている米を取る細井君と太宰君、細澤君
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脱穀後の藁を干すために、藁を結びなおしている堀さんと斎藤君
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脱穀もそうですが、大量にある米を篩いで選別するのは大変でした。脱穀同様、腕がパンパンになりました・・・。

↓米を篩いにかける坂本君、細井君、大嶋君
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またみんなが脱穀をしている横で、パトリシア先生と翁さんが小豆(種類は大納言と中納言)を採っている時もありました。帰って食べるのでしょうね。

↓小豆採集をするパトリシア先生と翁さん
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↓皆さんで米の選別作業
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この日の現地での作業は米の篩い掛け作業で終えましたが、この後植西さんがお持ちの機械で、米を籾摺りしてもらうために精華町に行きました。中山さんが言っているように化石燃料を使わずに脱穀や籾摺りを効率良く行なうのは至難の業です。稲作を続けていく上で、避けては通れない課題です。

↓植西さんの軽トラに米をどんどん積んでいきます。
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↓籾摺り機
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しかし米が乾燥しきっていなかったために、米が籾摺り機の中で潰れてしまい、籾摺り機が詰まってしまいました。そこで急遽、横の乾燥機で一晩、米を乾燥させることになりました。乾燥後の米は籾摺り後、11月3日の収穫祭当日の朝に回収予定です。

↓乾燥機
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↓乾燥機の中に米を入れる細澤君
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↓乾燥機の中
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この日も中山さんの日記にもあるように多くの方が参加してくださり、作業がまた進み18時半前に精華町で終えました。


今後の課題として個人的には今日の参加者を見ても、今後の里山活動のために岸ゼミ下級生を積極的に現地に呼ぶということが必要であると思います。そのためには我々上級生が働きかけをしていくと同時に、現地までの交通費を何とかしてもらう必要もあると感じています。

↓今日の活動場所
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最後に参加していた皆さん、特に朝早くから参加してくださった皆さん、本当にお疲れ様でした。


     【コメント】2006/10/30(月) 午前 5:37
きのぴーこそお疲れ様。あくまで僕はTeching Assistant であって、主役は学部生の皆さんなんですよ。そこで、出しゃばり過ぎてて、ちょっと本末転倒になってるのは自分でも考えなければいけないことです。ただ、みんなとやってると、面白すぎて、調子に乗りすぎる。いかんなあ。ごめんなあ。といいながら。 [ 中山 ]


     【コメント】2006/10/30(月) 午前 5:38
交通費の件。実際問題ではあるけど、でも、もっと高い機会費用を払って、みんなサークル活動してるわけですよ。おもしろかったらみんなくるんじゃない?サークルよりおもろい(と思う)し、しかも単位ついてるんやから。下手なサークルに負けるのは、僕は悔しいです。TAは取りすがり。しかし、OBは永遠。今年の岸4の卒業研究に期待しています。とにかく、みんな、お疲れ様!!おおやべ。俺も寝な。 [ 中山 ]