岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

アジアインターンシップ2007 Part6

長い間、お付き合いいただきましたが
これで最後、Part6です。

YOSHIEの笑顔
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142310.jpg


9月6日
海辺に見えるホテルを後にしました。
バスでハノイまで移動。また約300kmを戻ります。
そういえば、昨年に緒方ゼミがベトナムに訪れた時ハノイからフエまで飛行機だったそうです。フエはベトナムのだいたい中央に位置しています。今回訪れたゲアン省までバスで6、7時間かかるわけですから…そりゃフエまでは飛行機ですよね。

道中トイレ休憩で立ち寄った場所はなんというか、トイレではなくて溝でした。しかも水も桶ですくって流すんです。さすがに田舎に行けばこんな状況なのですね。
そして、そこでこんなものも発見!右の濁ってるほうです。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142249.jpg
緒方先生に尋ねるとこれは魚醤(魚から作った醤油)だそうです。自宅にもあるらしいです。おいしいらしいのですが、相当、匂いがきつい。それを聞いたら、日本の納豆を思い出しました。
ベトナムの鉄道。南北に通ってます。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142315.jpg
ハノイ⇔ゲアン間の移動はだいたいこの線路の横を並走していたのですが、一度として列車が走っているのを見たことはありませんでした。なのに、ベトナムは新幹線を通したいと言っているそうです。新幹線を運行させるにはオペレーティングが難しいそうです。ジェトロさんでもお話をうかがったのですが、新幹線のハード自体は持ってくることは可能ですが、それを操作できる能力がいなければ意味がないのです。

ベトナムの車窓から…
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142245.jpg

ハノイに到着。この日にホテルで中山さんとベトナム速報をブログにあげました。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142249.jpg0?1190485263
やっぱり、バイク多いです。

9月7日

とうとう、来てしまいました。ベトナム滞在最終日。
午前中はNEUの学生たちに案内されてホーチミン廟、ホーチミンの仕事部屋、ホーチミン博物館と巡りました。
ホーチミン廟で記念撮影。廟の手前10mほどに白いラインが引いてありました。近づきすぎるといけないようです。見張りの人も立っていました。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142320.jpg
ベトナムの人はホーチミンは今は眠っているだけで、ふたたび起き上がる日を待っているというのを耳にしました。

そのホーチミンが仕事をしていたと思われるところ…
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142324.jpg
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142329.jpg
湖のほとりに建っていました。金魚蜂がおいてありました。ホーチミンも実際に金魚を飼っていたのでしょうか…

ホーチミン博物館
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142338.jpg
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142334.jpg
ホーチミンのブロンズ像。
中にはホーチミンの足跡や残した言葉などが詳しく展示してありました。
英語の解説付でした。NEUの学生たちはやはりみんなここに来たことあるのでしょう。初めて来たのはいつですか?の質問に「建国記念日独立記念日)に初めて来た」という答え。独立記念日は9月2日。偶然にもAI2007の日程の中に入っていました。その日はお祭りのようで、夜になっても交通量がなかなか減らず、にぎやかでした。
博物館になったり、紙幣や町の名前になったりとベトナム国内であちこちでその姿を見ることができ、強烈な影響力を残しているホーチミン
御見それしました。

NEUの学生は午後は授業があるのでと言って、ホテルに戻ってお別れです。
合同ゼミから、植林、市内の案内などベトナムではお世話になりました。NEUの皆さん、ありがとうございました。バイクに乗って颯爽と去って行きました。

午後は自由行動でした。
疲れたやつは寝る。動けるやつは出かける。
岸ゼミメンバーは元気だったので出かけました。

夜、ホテルで食事。
そして、ホテルをチェックアウトして空港に向かいます。

空港はどこもかしこも人でごった返し。
いったい何時間待たされるのか、と思うくらいに待たされました。トランク預けるだけなのに。
荷物を預けたら、今回のAI2007で旅先での様々な手配をしてくださったトウイ教授にお礼と、緒方ゼミ、岸ゼミから色紙をプレゼントしました。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142249.jpg1
トウイ教授は日本語が堪能なので、言葉で困ったときにも何度も助けてくださいました。ありがとうござました。

トウイ教授に別れを告げたら、出国です。
実はこのとき、飛行機が遅延してました。日本に来ていた台風の影響です。結局11時ごろの飛行機は夜中の2時になりました…

飛行機に乗り込んだら、疲れてがでたのか、たいがいの人は寝ていました。機内食を食べてる時しか起きていた記憶がありません。いつの間にか成田でした。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/k/kisizemi/20190828/20190828142249.jpg2
最後にみんなで記念撮影。

到着空港がなんで成田なの?という疑問があるでしょう。でも、成田なんです。直接関西国際空港には行ってくれないので。成田、そして羽田に移動して羽田から伊丹というツアー予定でした。しかし、この予定も台風のおかげで飛行機が遅れたので、予定の便に乗れず…。結局、成田で解散。ここからはそれぞれがいろんな方法で帰宅しました。


アジアインターンシップ2007、以上で終了となります。今回初めて中央大学緒方ゼミのプロジェクトに参加させていただきました。ファンボイチャウの東遊(ドンズー)運動にならって、緒方先生は南遊(ナンズー)運動と題して南の国ベトナムに学ぼうというプロジェクトでした。我々学生は、自分たちの作成した論文の発表の場として有益だったように思います。
また、発展途上国ベトナムが発展してきている過程で起こっている問題点や問題に関しての先進国側の対応も見ることができました。持続可能な発展を考えていく上でもこういった国に直に起きていることを見ることは大変貴重な経験だと思います。


最後になりましたが、緒方先生をはじめ緒方ゼミの皆様、今回一緒にアジアインターンシップに参加させて頂きありがとうございました。初めての参加でしたので至らぬ点が多くご迷惑おかけしてしまったと思います。すみませんでした。
論文作成において助言してくださって、一緒にベトナムまで来てくださったTAの中山さん、マニュアル作成など見えない作業手伝っていただいたSAの福井さん、本当に助かりました。ありがとうございました。

稚拙な文に、
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
以上、三回生の八木でした。