岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

5月22日~小峠の水路修復~

SAの八木です。
今回は平日で活動日でもないのですが、先日、尾山さんから、小峠の奥田脇の水路のトンネル部分に何かものが詰まっていて、水の流れがよくないという連絡を受けました。
週末には用水に水が流れます。それまでには元通りに水が流れるようにしておかなければなりません。
そこで、TA中山さんとSA八木で急遽、小峠にて活動を行いました。

5時ごろに小峠に到着。
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まず、サツマイモの芽出しようにボール紙みたいなもので覆っているのが壊れていた(テープでつなぎ合わせていたところが取れていた)ので、元通りにします。いったん外して、
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↓張りなおし。今回はとれないように、内側と、外側からテープで固定。
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サツマイモには芽が出やすいであろう環境を整えているにもかかわらず、うんともすんとも言いません。
西畑にあるサツマイモの種イモも、またもや掘り返されて、食われていました。動物がそこにイモがあるということを覚えているんだろう、と中山さんも言ってました。何かしら、対策をしていおくべきでした…種イモを植えただけでは、なかなか芽出しできませんね…


前回刈った草を焼いていきます。
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通路や土手のあちこちに重ねて置いてある草に火を付けていきますが、刈った後すぐにこんもり重ねすぎているものは内側が乾いておらず、燃やせない状況でした。まとめておくと燃やしやすいですが、あまり大きく盛り過ぎると、中まで乾燥しないこともあるので…注意です。

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↑上が古田の黒米の苗代。下が池田のヒノヒカリの苗代。ちゃんと育ってきています…少なくとも土曜日よりは大きくなってます。

前回、再生のために手を入れたところ(ここにも名前が欲しいですね)に火を付けて、活動していると尾山さんが到着。
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早速、奥田脇の水路の修復に取り掛かります。
実は、尾山さんが来られる前に、トンネルに水が流れ込む入口側から、僕が竹で突っついたら、中にたまっていた草が出てきたので、水は流れるようになったかな、と思っていました。

でも、田んぼに水を送るための口をふさぐ栓が一つ足りない…らしい。
それが詰まっているかもしれないので、とりあえず、トンネル内の確認。
尾山さんが、前(トンネル入り口)から流した紐がどこがで玉になっているのか、後ろ(トンネル出口)までたどり着きません。写真はトンネル出口から。
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そこで、トンネルに通すために竹を割って小さくし、さらにそれらをつなぎわせて長くし、水路を通しました。長さにして木下田の辺りから、池田の辺りまで。押し込み、押しこみ、かなり長くしてようやく、トンネルの前と後ろでつながりました。

そして、ここで尾山さんの持ってきてくださった道具が登場。船の錨のような形で前と後ろに紐を結び付ける輪がついています。前からも後ろからも引っ張れるようになっています。これを水路に通し、中で詰まっているものを掻きだします。
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水路のトンネルの後ろで、竹に紐を結び、錨型の道具をその先につけ、ちょうど、紐と紐の連結部のように錨型の道具を使います。

そして、出てきました。ちなみのこの道具、尾山さんの手製。
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詰まっていました。ピンボケで分かりにくくてすいません…。

↓改めてとりなおしたけど、ピンボケ。ちなみに後ろに見えるのが、今回水路のトンネル内を通った竹。折れ曲がってますけど、つながってます。流石に、この竹、つなげたまま置いとくと何かと不便なので、ばらしました。
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なんとか、水路のトンネル内に詰まっていたものを排除し、活動を終了しました。
尾山さんのおかげで、無事に取り除くことができました。本当に感謝です。
それでは、今回の報告を終わります。