4回生の谷川です。
新学期が始まり、本格的に新3回生主導での里山活動がスタートしました。
先輩後輩というくくりでなく、同じ岸ゼミの一員として協力してゆきたいと思います!
今回の活動で行ったのはまず4月上旬の活動では恒例の筍堀です。
3回生主導といいつつ、負けん気の強い4回生はいつもより1時間早い現地入りし、
先立って筍を掘りました
3月下旬から4月上旬にかけては孟宗竹の筍が生えてきます。
しばらく掘るだけでこれだけ見つかりました。
筍は小さいものほどえぐみが少なくのですが、収穫して時間がたつほどえぐみが増すそうなので、とったらすぐ に調理したほうが良いそうです。
今回は里山保全の実践経済学の学生、また今年度よりお世話になるタマラ先生のご友人でロシアから遊びに来たBosenkoファミリー、上宮高校の畑中先生や保護者の方、尾山さんをはじめいつもご指導いただいている地域の方々、そのほか里山に来てくださるさまざまな方と一緒になって活動を行いました。
お昼の筍料理に向けての準備の様子です。
※筍はまず下処理をしなくてはいけないため、ゆでるための水(小型ポリタンク3個ほど)とあく抜き用の米ぬか(ビニール袋一袋分、ない場合は米のとぎ汁orお米も可)の事前準備が必要になります。
筍ごはん、お味噌汁のお昼を食べた後は午後の活動
Bosenkoさんたちはフィールドへ、
3回生は手伝いに来ていただいた有山さんのご友人の方とともにプール池の縁の修繕を
実践経済学の生徒さんたちは入畑に植わっている小麦の土寄せ
※小麦の茎が立ってきたころに畝(うね)の間の土を小麦の株元に寄せること、目的は茎が倒れないようにする・根元の乾燥を防ぐ・除草、あまり株元付近を平鍬(ひらぐわ)でかくと根を傷つけてしまうので少し離れたところの土を盛り上げるのがポイントです
それぞれの仕事が終わった後は草刈りや奥の広場からの木材の運びだし、チッパーでの木材処理などへ
草刈りはヒノヒカリを植える予定の木の下田、黒米を植える予定の奥田の畦(あぜ)が終わりました。
今回の活動では高山用水が流れておらず、田んぼに水がほとんど入っていない状態だったため、畦切(あぜきり)、畦塗(あぜぬり)、荒起しといった作業までは行えませんでした。
古田はレンゲが植わっているため、手は付けませんでした。
※レンゲは田植えの1か月前に土にすきこむのが良いそうです。なので5月上旬から中旬まで待ちます。
以上がおおまかな活動内容です
今回はたくさんの方の協力をいただきながら作業を進めることができました。かわりに古田の畦の草を刈っていただいたり、重機でプール池を修理していただいたり、チッパーをはじめ機材を貸していただいたり…
ありがとうございました。
またBosenkoさんたちも非常に里山を楽しんでいただけたようで、うれしく思います。
これから活動の中でも重要かつ大変なコメ作りが徐々に始まります。
去年より収量を上げるために一つ一つの工程を頑張っていきたいと思います。
以上で活動報告を終わります。
追伸
木下田で草刈りをしていた際に見つけたカエル
種類はわからないんですが、なんでも生息数が減少しているニホンアカガエルだったとか…(?)