岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

4月29日 畦切り 畦塗り 苗代作り

こんにちは!3回生の釜谷と入澤です!
今回は2人でブログを担当します。
広田、池田、東屋のことは入澤が、木下田、橘のことは釜谷が担当します。



同志社大学は本日から一足早くGWとなりました。みなさん今年の連休はどのようにお過ごしになられますか?



本日の活動は
・広田の畔切り、畦塗り、水路整備
・池田の畦塗り、荒代掻き
・木下田の苗代作り
・橘の植樹
・東屋上の榾木周辺の竹林整備
をしました。


◆参加メンバー
4回生 小林さん、森本さん
3回生 和田 釜谷 宮崎 森下 向 入澤
OB:西島さん
TA:ウーさん リュウさん
実践経済学履修生
チョウさん ハンさん ソウさん ショウカンさん ジェヨンさん 岡上くん




~広田の畔きり、畦塗り、水路整備~
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広田の畔きり、畦塗りは地面の高さが低くなっているところのみ行いました。ゼミ生はこの作業はもう慣れたもので、留学生たちに熱心に教える姿が見られました。



~池田の畦塗り、荒代掻き~
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池田は木下田と違って土がドロドロになっており、水は池や用水から漏れ出ているため常に稲が安定して育つ環境になってます。そのため
木下田のような荒起こしは必要はありませんでした。なので、土が固くなっている所に水を入れ荒代掻きを行い稲の苗を植えるようにしました。 今年は池田でヒノヒカリの苗をつくる予定です。

~木下田の苗代作り~
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木下田に苗代を作りました!
苗代とは稲の苗を仕立てる苗床のことです。
水田の一部をくぎりそこで一定の大きさの苗になるまで育てます!
まず竹の棒を立てどのような形を形成するか考えて水田の泥をつみあげ綺麗な形になるまでくわとスコップで作り上げていきます。
この作業は大変です。しかし、最近どんな作業でも楽しいと感じるようになってきました!
すべての作業から学ぶべきことあり、ということが分かりありがたい気持ちになります!
なんでも楽しいHAPPYな気分でした!
できた苗代には黒紫米の苗を植える予定です!


~橘の植樹~
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今回は橘の苗木を新たに5本買い足す為に『なら橘プロジェクト』を行っている城さんのもとへ赴きました!。
このプロジェクトは橘の再興を目指し、植樹から育成、商品開発を通し全国へと奈良ブランド名産品を発信していくものです。
そこではあらたな発見の数々。そして正しい知識を得ました。
まず僕たちは里山で橘を平地に埋めていたのですがこれは間違えで畝を作ってそこに植えるのが正しいとの事です。
これは水はけを良くすることが目的です。
2つ目に接ぎ木の部分は地面から出した形で植える事です。
これはその部分は他の部分に比べ弱いのでまもってあげるためです。
そのほかにも根元は虫がつかないように雑草を駆除しておく大切さなども教えてくれました。

最後に鉢植えに植えると植物は早めに実を実らせるそうですが、これは悪環境に置かれた植物が「悪環境でも早く子孫を残さなきゃな」という本能から生じるものだそうです。

~東屋上の榾木周辺の竹林整備~
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茶筅を作る際に使用する竹を育てるために竹林整備を行いました。整備以前は竹が密集していて竹が育ちづらい環境だったのですが、整備をした結果、竹が育ちやすい環境になりました!



本日も予定していた作業を終わらせることができました!みなさんお疲れ様でした!




★今週の里山の生き物★
ザリガニ
最近水路整備や畦塗りをしてる最中によくみかけます。田んぼの中に穴を開け隠れていることが多いです。
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