岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

4月2日活動報告

3回生の佐藤です。以下4月2日の活動報告になります。
この日の参加者は、
3回生:小島、西村(晃)、佐藤、芳賀、宮堂くん
でした。
 
 今回は画像等使わず、日記風に書いていこうと思います。
 この日の作業内容は、田んぼに水を張る準備、切りかけの竹の処理及び竹林の整備、道具の修理、黒米のもみすりと、”膨大な時間はかからないが、いずれやらなければならなかったこと”が中心でした。言うなれば今までのつけを清算していくような一日でした。これから、というより、もう田植えの準備が始まっていますが、5月あたりから田植えで忙しくなることが想定されるので、今日のような清算活動ができるのも今日で最後だったのかもしれませんね。その意味では、意味ある一日であったといえます。
 田植えは去年の様子から察するに相当しんどそうですね。夏場など活動に来る人が少なくなることが容易に想像できるので、新しく入ってくる2回生に活動に参加してもらうのもいいかもしれません。自分でやりたくない作業を他人に押し付けるのは、内心どうかと思いますが、現実問題そうでもしないと一部の人にしわ寄せが来るので、というよりすでに来ているので、ある程度は仕方のないことなのかもしれないです。毎年そうなのかもしれませんが、フィールドワーク系のところは役割分担が上手くいかないという欠点があると思います。この点をどうにかして改善しなければ、先程も書いたように一部の人の負担が重くなるだけなので、そのうち回らなくなると思います。この点を改善するのが今後の目標ですね。加えて、現在問題になっているのが去年とれたお米をどう扱っていくのかという点です。もみすりをしていないお米が、黒米、白米合わせて60キロ×7あり、岸さんも場所だけ取って困ると話していました。一部はこの日にもみすりをして、お世話になった方たちにお渡しすることになりましたが、残りはどうするのですかね。一袋もみすりをして、もみ殻をはじいていく作業に2時間かかったので、残りのもみとり作業となるとさらに膨大な時間がかかります。かといって新米ができるまでにはどうにかしなければならないわけですし、早いうちにどうするかを決めなければなりません。販売するにしても、周囲に方に提供するにしても明らかに供給過多なので、使い道を考えるのは大変そうです。
 この日の作業内容に戻りますが、最初は田んぼのふちを、田んぼに水を張った際にその水が抜けていかないように、土で固めていく作業の下準備を行いました。これにはそれほど時間もかからず、スムーズに活動を進めていくことができました。時間がものすごくかかったのが、この後に行った竹林整備です。具体的には今までの竹林整備の続きですね。ブログをさかのぼってもらえれば、いかにこの作業に時間を取られていたのかがわかると思います。その半ば苦痛であった竹林整備もこの日でやっと終えることができました。当初はうっそうと生い茂っていた竹林の境を押し下げて、梅の木に光が当たるということを目的として始めたらしいですが、竹をのこぎりで切り倒していく作業だとか、切った竹から細い枝を鋸で外していって、幹のほうをチップ加工し、細い枝の部分を燃やすという作業、さらには切り倒した竹の、切り株の部分を再度チェーンソーで切断していく作業と、細かな工程を日数を分けてこなしていきました。終わってみれば達成感を感じられたので良かったです。この活動自体意味のある事だったというのも継続して作業を続けられた理由なのかもしれません。残りの時間は道具を修理したり、先日OBの方からいただいた山芋を植える作業を行いました。一日を通して、こまごまとしたことを多くこなせたなという印象があります。日が長くなったということもあり、この日の里山での作業は18時近くまで続きました。また、この時期にもみすりを行う必要がどうしてもあったので、この後岸さんの家にお邪魔してもみすりの作業をしました。この話も書いてもいいのですが、どう見ても書きすぎなので、今回はこの辺で締めたいと思います。最後まで読んで下さりありがとうございました。