岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2024年5月13日 荒おこし 種まき 草刈り

皆さんこんにちは、岸ゼミナール4回生の笹本です。

 

Konkai ha ro-maji de makura wo kakimasu.

Naze ro-maji de kakunoka to ieba 

Kore to iu riyuu mo nasi. 

Kakitaku natta dake desu.

Motiron kono burogu ha minasan ni mitemorau tame ni kaite imasu. 

Yomi nikui to mondai ga arimasu.

Desunode konoato nihongo de kakinaosita bunsyou wo kakimasu.

Soredeha.

 

(日本語訳:

 今回はローマ字でマクラを書きます。

 なぜローマ字で書くのかといえば、

 これといった理由もなし。書きたくなっただけです。

 もちろんこのブログは皆さんに見てもらうために書いています。

 読みにくいと問題があります。

 ですので、このあと日本語で書きなおした文章を書きます。

 それでは。)

 

 (このマクラはローマ字で書いたつもりの文章です。

 いわば自分が好き勝手に「ローマ字と思っているもの」で

 書きましたので、言葉の区切り方は自分の「読めるかなあ」が

 基準です。はっはっは。)

 

それでは、活動報告へと参りましょう。

 

参加者:

4回生:笹本 松浦 吹戸 市村

+エコワク生 オウさん

 有山さん

 尾山さん

 

活動内容

・荒おこし

・種まき

・草刈り

 

前回のイベントで種籾まきを無事に終えることができました。

ここから本格的に田植えのための準備へと取り掛かります。

田植えのために必要な準備としてはおおまかにいえば以下の感じです。

1:苗代づくりと種籾播き(これは終えましたね)

2:荒おこし、代掻きと畔塗(今からすること)

今回の活動では2の「荒おこし」を中心的に行いました。

その様子をお届けします。

 

さて、通常人力で行う田んぼの開墾作業は以下のように行います。

1:備中鍬で土をおこす(←イマここ)

2:開墾鍬などで土を細かくする←水を入れてどろどろにする

3:2で細かくした土をもっと細かくして整地する

(1.5・2.5:田んぼに淵に畔を作り、水が漏れないようにする。)

これをしてやっと「田んぼ」と言えるようなドロドロした場所が完成します。

 

これらの作業は手を付ける面積にもよりけりなところがありますが、

結構重労働です。

参考として、古田を荒おこしする場合を考えてみます。

(後で古田の面積が分かり次第書きます。)

人手が5人いるとして、その人たちが開墾作業に慣れているとしましょう。

開墾にはおそらく2時間から3時間はかかるのではないかと思います。

そこに代掻き、整地をすると考えるのならば、活動日を3日かけてようやく完成する

といった状況になるのです。

これが機械を使うとなれば話は別。

機械は先ほど述べた人手と違って疲れませんから作業効率も高い。

そして人手5人分ぐらいは簡単に置き換えられるほどです。

時間ということを考えるならば、機械の方が圧倒的に作業時間を短くすることが

できるのです。

 

なぜ最初にこの話を持ってきたのかと言いますと、

今回機械を使って古田の荒おこしを行いました。

理由としては人手が足りないこと、かつ、

田植えまでのスケジュールもぎりぎりということです。

結構大型なのかな?全長2メートルより大きいぐらいの機械ですが、

これがぐんぐん荒おこしをしてくれるのです。

作業自体も1時間経ったかなぐらいで古田の荒おこしを終えました。

こんな感じの機械です。

 

もちろん自分たちがしている活動は化石燃料を可能な限り使わないことを

モットーとしています。

ですので里山では可能な限り人力で作業はしたいところですが、それをすると

田植えの面積がこれまでよりもものすごく縮小してしまう。

悩ましいところです。

 

その代わりといっては何ですが、奥田は人の手でないと管理はできないので、

こちらは人力で荒おこしを行いました。

古田の3割ぐらいは荒おこしを終えることができました。

来週はこの続きとなるでしょう。

 

前回に引き続き池田の開墾もまだまだ続きます。

ヨシや湿地に生える草が根を張り、まだまだ泥にはなっていない場所が

ありました。

こちらも備中鍬を使って、開墾です。

ヨシが生えていて、田んぼとして機能しなくなっていた頃と比べると

だいぶ見栄えが良くなりましたね。

そしてこの場所に残っていた緑米の種籾を追加で播きました。

(播いたといってもプレートの上ですが。)

追加分が0.6㎏ぐらいですので、緑米は全部で1.2㎏ぐらいでしょう。

 

田んぼ以外の作業としては種まきと草刈りでしょう。

以前ジャガイモを植えた場所にツルムラサキを植えました。

(こちらの作業をしているときに自分は草刈りをしていましたので、

 詳しい様子は書けませんが…)

また、ジャガイモもすくすく成長し、花も咲かせています。

きれいな花ですね。

 

草刈りの方としては、奥田の斜面の草刈りをしていました。

斜面の草刈りは斜面というだけあって、草が刈りにくいのです。

平地でしたら、草刈り機を地面と平行に、左右に動かせばいいのですが、

斜面は草刈り機を持ち上げなくてはいけないのでその分大変。

こちらがもともとの奥田の様子です。

田んぼの表面と斜面を草刈りして、その後の様子が以下の写真です。

所々草が塊になっているのは草を刈った後だからです。

 

と、まあそんな感じで里山の活動を終えました。

天気が曇りがちで気温はそれほど高くはなかったので、作業自体は

比較的しやすかったと言えるでしょう。

 

以上、活動報告でした。

最後までありがとうございました。

 

おまけ

吹戸の弁当箱の中に蟻が群がっていました。

里山では食べ物を放置しているとわんさか昆虫、動物が出てきますので

ご注意を。