岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

12月9日 炭焼き

3回生の黒澤です。

今日は炭焼きを行いました。室田ゼミの2回生、阪大の上野さん、小泉さんも来てくれたので昨日より
、ずいぶんにぎやかだったと思います!小泉さんは今日里山デビューです☆

まず昨日と同様、炭焼き用の竹を準備します。
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室田ゼミの2回生。太い竹を割るのに苦労しています。

一方では、昨日焼いた竹炭を確認です。窯の周りの土、レンガをはずし、竹炭を取り出します。酸素が流れ込み急に火が付くかも知れないため、注意して取り出しました。さて、出来栄えは???

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ご覧のとおり残念ながら、ほとんどが生焼けの状態でした。温度が低かったこと、火を炊いている時間が短かったことが原因でしょうか。

お昼前までにすべて竹の準備を終え、窯に入れ火をつけました。さすが昨日もやっただけあって、八木君が慣れた手つきで進めてくれました☆

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窯にはぎっしり竹が詰まっていますが、焼くと水分が出てだいぶ隙間ができるそうです。

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窯の前で集合写真☆

お昼休憩中も交代で火の番をします。窯から出る煙でお弁当を温めようとする姿も見られました。
火を入れながら煙の温度を計ります。まずは80℃まであげることが目標!40℃の壁がなかなか破れずに苦労していましたが、それ以降は順調に温度が上がりました。始めは水分の多い白い煙ですが、徐々に水分が減り黒い煙になっていくようです。
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温度が80℃を超えたころから竹酢液が出てきます。臭いが強いらしいので、興味がある方はぜひ試してみてください☆★
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午後は炭焼きの火の番、麦撒きの準備、藁を田んぼに戻すなどいくつかに分かれて作業しました。

稲刈りの際にまとめておいた藁を田んぼに撒いて、肥料にします。米を収穫した土地は、稲に養分を吸われてしまっているため、そのままにしておけばどんどんやせていってしまいます。そこで少しでも養分を返すために、肥料として藁を田んぼに返してあげるのです。藁が土に戻るには3年程かかるそうなので、すでに3年後の収穫のための作業を始めていることになりますね。

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藁を撒く前に細かく切っていきます。楽そうに見えて意外に力が要る作業です。

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藁を撒きます。12月に冷たい水を張った田んぼに入るのに抵抗があったので、はじめは何とか畔から撒けないものかと奮闘しました。が、結局断念して長靴に履き替え田んぼに入りました。

夕方になって今日最後の作業、麦撒きを始めました。畑を耕して畝を作っていくのは大変そうでした。小麦を1つの畝に2列、3粒ずつ撒いていきます。小麦は今回が初挑戦。元気に育ってくれるといいですね!

日が沈んでから急激に寒くなり、冬が来たことを実感しました。作業後にみんなで囲んだ焚き火とそこで焼いた焼き芋は本当に幸せでした。

さて、以上で本日の報告は終わりですが、今日焼いた炭の出来栄えはどうでしょうか。昨日の炭焼きより温度が上がったそうなのでうまくいっているのではと期待しつつ、来週まで楽しみに待つことにしましょう☆お疲れ様でした!