岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

7月27日の活動報告~雷田の田植えなど~

榊原です。相変わらず暑い日々が続いていますね。7月27日の活動報告をさせていただきます。
日中の暑いときに活動するのはしんどいということで、本日は通常よりも早く活動を開始しました。
本日行ったおもな作業は、

・雷田の苗とり、田植え
・中田の草取り
・枝豆の収穫
・草刈り

です。

先週刈ったばかりなのにもう雑草がこんなに。なんという成長力。
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僕たちが到着した時の雷田。作ったばかりでまだ水が抜けやすい田んぼであることに加えて、日照りがしばらく続いたのでカラカラに乾いてしまっています。まずはここに水を入れる作業から始めました。
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ポンプと八木さん。手がすげぇ長い人みたい。
水入れと草刈りにはやむなく燃料を使用。
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水入れと並行して、残りのメンバーで中田の草取りを始めました。はじめに東西に除草機をかけてから素手でコナギを抜いていったのですが…それにしてもしんどい。最初のほうはみんな雑談しながら作業していたのですが、だんだん無口に。どんどん稲が成長しているので、雑草を取ろうと腰をかがめると、稲の葉っぱがチクチクと腕や顔にあたって大変でした。中にはかぶれてしまう人も。
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草を取ったところととってないところのコントラストがわかりやすいです。それくらいびっしり生えています。実際に作業をしてみると、農薬に頼ってしまいたい気持ちも痛いほどわかります。なんというか、実践もせずに「農薬は悪者だ」とか思っていた自分が恥ずかしいです。それくらい科学肥料と農薬を全く使わず、燃料もほとんど使わない作業というのは大変なことです。僕らは休日だけですが、農家の方は毎日これをやるわけですから。
でも、それでも僕らは農薬を使うつもりはないです。一晩眠れば疲れはとれますが、一晩眠っても一度崩れた生態系は元には戻りません。そして、生態系の崩壊が人間にどれほどの影響を与えるのかは未知数です。
とかっこつけて言ってみたものの、「我々は地球環境のために仕事をしているのだ!」という大層な意識があるわけでもなく。里山らしくほのぼのとした雰囲気で「里山のある暮らしの提案」をしていけたらいいな、と僕は思っています。
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見て見ぬふりをされる池田…。稲の育ちがよくないです。やはりコナギの繁茂が問題か。
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苗とりの様子。意外にも大量に苗が育ちました。
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同じ格好の苗とり3人組。
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枝豆の収穫時期です。有山さんがその場で湯がいてくれました。とれたてだからなのか無農薬だからなのか、とりあえずめっちゃうまいんですけど。
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いよいよ雷田の田植えです。今更ながら、まさか本当に田んぼになってしまうとは…。雷田開墾メンバーには脱帽です。時期的にはかなり遅めの田植えとなりましたが、元気に育ってくれるとうれしいです。しかし雷田の田植えが始まったのはおそらく午後2時ごろ。一番暑い時に始まった上、それまでの作業でみんなばててしまっていたので、見事に稲の列が乱れました。はっはっは。八木さん、ごめんね。
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きれいな空です。暑いけど。時折吹くさわやかな風が心地よいです。
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本日は早めに作業を始めて早めに終わりました。作業後にわりと時間ができていいですね。ただ、始発を使わないと定刻に来れない人がいるというのはちょっと…。交通の便というのも里山を都市と関わらせていくのに大事なポイントだと実感します。まあ、僕らの場合はもともと大学(京都今出川)から活動場所(奈良生駒)が遠いというのもあるのですが。
次からは夏季休暇中の活動になります。バイトやサークル、イベントなんかで忙しくなるとは思いますが、里山のことも忘れずにがんばりましょう。以上、7月27日の活動報告でした。