日が沈む夕暮れ時には、
颯爽とした秋の風を薄着の身に感じる時期になりましたが・・・やっぱり、まだまだ暑い!。
颯爽とした秋の風を薄着の身に感じる時期になりましたが・・・やっぱり、まだまだ暑い!。
もう晩夏ですが、日本の夏といえば・・・そう、麦茶ですよね。
カフェインなどの刺激物を含まず、ミネラルたっぷりの麦茶は、熱中症予防に最適な飲み物なんです。
麦茶というものは日本と韓国と中国でしか飲まれていないそうです。
中国からお茶が入ってくる前から既に飲まれていました。
中国からお茶が入ってくる前から既に飲まれていました。
そして、
ふつう、麦茶は六条大麦という品種を使うことが一般的なのですが、、、
今回、里山で栽培している「古代麦」という品種で麦茶を作ってみました。
とりあえず、採取してきた大麦を洗います。
風雨にさらされていたせいか、ちょっと汚れてました・・・汗
風雨にさらされていたせいか、ちょっと汚れてました・・・汗
まずは、洗った大麦を焙煎していきます。
コーヒーロースターを持っていないのでフライパンでじっくり炒っていきます。なにしろやったことなく、手探り状態での作業なので、適当な温度とかもわかりませんでしたが。てきとーな温度でやっていると、煙が上がり始め香ばしいにおいがしてきました。
想像以上の煙だったので、火災報知機が心配で心配で結構ひやひやしながら、菜箸でかき混ぜていきます。
炒っていくと、麦が黒ずみパチパチと爆ぜるようになりました。
結構長時間炒る必要があるみたいでした。
コーヒーロースターがあれば楽なのに・・・
そして、十五分程度炒ったところで、煙もあまり出なくなり割と真っ黒になったので火を止め、冷ましました。
こんな感じです。
最初より膨らんでる感じがします。
ちょっと思ったより黒くなったので失敗の二文字が脳裏をよぎり始めましたが、胸の奥にしまって作業を続けました。
次は、フライパンに直接水を入れて、
沸騰させてエキスを抽出するという行程を行いました。
水の分量もとりあえずグラス一杯ぶんぐらいにしときました。
5分程度沸騰させたら、後は冷えるまで待ちます。
グラスの口に濾紙をはって、その上から煮出した麦茶らしきものを注ぎ込みます。割と香ばしい香りがしていたので結構期待が持てる印象でした。
じゃーん!とこんな感じです。
市販のものと比べてほんのり乳白色でした。
香りは市販のものと比べると、甘い感じというかやさしい感じの匂いで、変なたとえですけど新鮮な牛乳のいい部分の匂いとでもいうような感じでした。とりあえず、乳製品のようなほのかに香る上品な香りでした。
そして、最高のコンディションで飲むためにお風呂を浴びて、
極限までのどが渇いたシチュエーションを演出しました。
風呂上がりにキンキンに冷えた、「古代麦茶」を頂く。
味は・・・・・・・
・・・・・
・・・・
・・・
・・・・・・・美味でした。
なんというか、こう・・・「うめぇッ!」という感じの飲みモノではなく「美味。」という感じの飲みモノでした
香ばしさは市販のものと比べると引けを取るんですが、味は妙な深みがあるというか、市販の麦茶とは少し別物と考えた方がいいかもしれません。ほんとに、文才のないせいか書くのが難しい。一度飲んでみないとあまり伝わらないと思いますが、少し詳しく書きたいと思います。
さっぱりしているようでコクがある、そして何より乳製品の味がしました。
推測ですが、恐らく風雨にさらされていたため、
麦芽に近い状態になっていて、糖化が進んでいたのかもしれません。
そういう点では、冷やし飴っぽい味かも
甘いだけではなく、よくわからない適度な塩分も感じることができました。・・・何由来だろう?
味としては、インドで飲まれているチャイに近い部分があるように感じられました。
ジンジャーを入れてみるとおいしいかもしれない。
まぁ、ホントに飲んでみないと絶対わからない味です。
自分は結構好きな味でした。
そして、大いに感じられたのは「古代麦茶」の可能性です。
従来の麦茶とは一線を隔てた飲みモノなので、古代麦茶としてパックにすれば
結構面白いと思います。好きな人はホントに好きな味です。
とりあえず、古代麦茶のレポートでした。
大量生産してパック化してみようと思います。