岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

6月4,5の活動報告 代掻き(前田) 草抜き(木下田)(奥田)

4回生の竹内です・・
6月4日、5日と2日連続で、いよいよ12日に迫った田植えの準備を急ピッチで行いました!
 
梅雨が本格化してきた中、晴天にも恵まれました^^
 
 イメージ 1
 
フィールドの入り口にある畑に植えたじゃがいもが花を咲かせていました
あんまりじゃがいもの花って見ることないですよね~
可憐というよりもゴージャスな感じの薄紫の花です。
 
今年は、三回生のなかで養蜂を行うという計画があるみたいなのですが、
問題として、山には蜜減が少ないということがあって、どうしようかと思っていたのですが
シロツメ草の周辺に元気に飛んでいる姿を見かけたので、シロツメ草を増やそうと思います。
 
イメージ 2
 
 
 
さて、本題の田植えですが・・・
今年も、耕起と不耕起の両方で稲作を行います。
なので不耕起田は田植え・稲の成長の妨げとなる雑草を手作業で抜きました
単純な作業なだけに結構たいへんです・・・
 
不耕起のメリットとして、根がしっかり張るので稲の成長がよいという点があります。
しかし、田植えの時に土が固い分大変なのがデメリットです。
 
耕起でやるほうはもう少し手順がたくさんあります。
「荒起こし(半年近くお休みしていた田んぼの目を覚ます)」→「もうすこし土を細かくする」
 →「代掻き(土と水を攪拌して、布団みたいな状態にする)」
 
と大ざっぱにいえばこんな感じですが、これらの作業のうちどれで手を抜いても、あとの作業が困難になるだけなので、丁寧にやらないといけません。
 
 イメージ 3
 
吹き溜まりになって稲の成長の邪魔にならないように、丁寧に草を除去しました。
 
あとは耕起、不耕起に関わらず田んぼの形成をしなければなりません
具体的には、畦づくりと代塗りなどがあります。
 
 
みんなでみっちり朝から晩まで頑張ったおかげで、なんとか田植えができる・・・かな
といった状態です
 
 
遅くまで作業して一休憩していると、あちらこちらにポツ、ポツと小さな光が点灯していました。
6月に入りフィールドでヘイケボタルが観察できるようになりました。
なかなかしみじみと趣のあるものです。
 
新古今で読まれている
「世の中は 常にもがもな 渚こぐ 海人の小舟の つなでかなしも」
という歌にぴたりと心情を重ねてしまいました。
 
いつまでも、こういった原風景を残していきたいものですね~^^。