皆様明けましておめでとうございます。四回生の丹内と申します。
岸ゼミは今後もひたむきに努力を続け、様々なことにチャレンジをしていきたいと考えています。
今年もどうぞよろしくお願い致します。
ご報告が遅れてしまったのですが、本年度初のブログ投稿は昨年の12月21、22日に開催された五大学環境経済交歓セミナーについてです。
毎年環境についての幅広いテーマを対象とし、論文発表・質疑応答・先生方からの御講評といった流れで発表を行っていきます。
今年は我が岸ゼミがホスト校として運営を行いました。
以下各ゼミのテーマです。
1班:生駒市高山町におけるため池の多面的機能の考察
2班;新幹線の騒音の現状と国の対応
1班:環境配慮型製品普及による環境にやさしい消費社会の構築
2班:食品ロスを減らすためのフードバンクの新提案
3班:選挙文書図画と環境負荷の軽減
3班:森林資源を活かした新しい地域再生モデル-下川モデルの検証-
1班:水銀血圧計の排出促進スキームの構築~水俣条約による逆有償化~
2班:E-waste汚染削減に向けたパソコンの回収フロー再構築
今年も素晴らしい発表ばかりでした。岸ゼミの三回生たちも頑張ってくれたと思います。
私は二回生の頃は見学、三回生時に発表を行い、今年は運営側ということでこのセミナーに関わるのは今年で三年目となります。論文の内容を事細かに書いてもなんだそりゃということになりかねませんので、今回のブログではその三年間で思ったことをつらつらと書いていきたいと思います。
・論文執筆について
まずどのゼミも一年がかりでこのセミナーに取り組んで行きます。
文章を書く難しさであったり、方法論であったり、プレゼンテーションであったりいろいろ苦労していきます。
その中で毎年一番苦労していると感じたのが論文の軸を真っ直ぐにするということ。
問題意識や論文の意義、それに対する結論・方法論はこれで正しいのか
これがしっかりしていないと論文の存在意義がありません。
細田ゼミの方々はこうしたことを特に意識して論文を書かれているなーと毎年感じています。
・こうした発表の場を設けることについて
五大学のセミナーは大学同士の意地のぶつかり合いです。ゼミによって学派やフィールドも全く違い、各大学でのカラーがあり、そういった面から見たらこうなるんだというように多様な視点で物事を考えるきっかけとなりました。さらに、これだけ素晴らしい先生方から論文について御講評をいただける機会はありません。一日目が終わった後、毎年大盛り上がりの懇親会(飲み会)での交流も見所です。私は毎年夜通しで飲んでいますが、互いに努力し切磋琢磨したからこそ交流も盛り上がります。
私はこのセミナーでの論文発表・運営・交流などで人生においても多大なインセンティブを受けたと考えています。三回生の皆さんも少なからず影響を受けた部分はあったはずです。達成感や反省すべき点は各々あるとは思いますが、三回生の皆さんには論文に関してはこれで終わりとかではなくて、ご指摘いただいた部分、論文で残した課題に残り一年さらに取り組んでもらいたいと思います。
来年は一橋大学での開催です。
二回生の皆は頑張ってください。
最後になりましたが先生方をはじめ各大学の皆様方、同志社大学まで足を運んでいただきありがとうございました。また来年度もよろしくお願い致します。