こんにちは!四回生の谷川です!
岸ゼミ里山物産展の模様をお送りします。伝える内容が多く、拙い文章なので冗長になってしまいますが、最後までお付き合いください。
今回も春学期のにんにく販売同様、経済学部の父母会で岸ゼミが出店させていただきました。
まずはじめに前回同様、出店準備段階でお世話になりました経済学部事務室の職員の方々に
厚くお礼申し上げます。無理なお願いでお手を煩わせるような場面が多々あったかと思いますが、
今後共岸ゼミをよろしくお願い致します。
さて実際の当日の様子についてです!
今回出品した品物を紹介します。
まず一つ目は里山キャンパスで栽培・収穫した無農薬・無化学肥料の
自然栽培「丹波大納言小豆(たんばだいなごんあずき)」
二つ目は同じく里山キャンパスで栽培・収穫した無農薬・無化学肥料の
自然栽培「生タバスコ(バラ売りと枝付き)」
タバスコソースで有名な唐辛子です。小林君が父母会の途中5分ほど時間をもらって400人のご父母の方の前で
今回の物産展についてスピーチをしてくれましたが、その説明のあとお店に来てくださった方々はタバスコソースではなくまさか生のタバスコだとは思わなかったそうで驚かれていました。
通常市販されているタバスコは乾燥させたものがほとんどで生のままの販売は非常に稀です。
タバスコソース(タバスコソースとは米マキルヘニー社の商標登録なので正確にはチリペッパーソース)を作る際には生のままの方が下処理が少なくお手軽に作ることができます。
また枝付きのものはそのままヒモでで吊るしておけば鮮度が長持ちし、比較的長く保存でき、またお部屋のインテリアとしても利用できます(笑)
また葉は萎れていなければお浸しにして食べることもできたりと、多くの長所があります。
三つ目は繰り返しになりますが里山キャンパスで栽培・収穫した無農薬・無化学肥料の
ご存知の方がどれほどいるかわかりませんが、エビスグサの豆果はハブ茶に用いられます。
上の写真が炒ってお茶にする種子の部分、下の写真は里山キャンパスのエビスグサで黒くて長いさやの中にその種子が詰まっています。
四つ目はくどいようですが里山キャンパスで栽培・収穫した無農薬・無化学肥料の
自然栽培小麦(ゆきちから)の「ブラン(和名:ふすま、麩)」とそれを利用して作った「クッキー」
ブランについてはダイエットや健康ブームの昨今、某有名健康食品のビスケットの名前についていたり、シリアルなどで目にする機会が増えて知っている方も多いのではと思います。
小麦の粒の表皮部分のことです。
※この日(11月1日)、京田辺キャンパスではクローバー祭(11月1日~2日)が開催されており、五大学の論文発表が迫って忙しい中、三回生たちは小麦を製粉して、できた小麦粉を使ってうどんを作り販売してくれました。
このブランと強力粉を使って岸さんの奥様が協力者として作って出品してくださったのが
クッキーです!!
とても素朴で優しい味の美味しいクッキーです!
最後になりますが5つ目は里山キャンパスの竹林整備で伐採した竹を利用して
ゼミ生が制作した「竹細工(はし・コップ・お皿)」
里山キャンパスはもともと都市開発計画の失敗で耕作放棄地となっていた土地で、手入れをしなくては他の植物を駆逐してしまう生命力が旺盛な竹が増加し、荒廃していました。現在は岸ゼミの活動で定期的に伐採して、少しずつ回復してきていますが、現代ではプラスチック製の食器が普及するなど以前より竹を利用することがなくなり、竹林の手入れがなされず問題となっています。
こうした現状に広く様々な方に理解を深めてもらいたいという思いを込めてゼミ生が制作した竹細工です。
以上が今回出品した物産の一覧です。
販売した商品の説明だけで十分な長さの記事になってしまうため、物産展のさらなる詳細は
その二で紹介させていただきます。