岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2月15日(水)活動記録

こんにちは!最近里山の写真を撮るのにはまっている2回生の小島です。

今回の参加者は(敬称略)
4回生 入澤、森下
2回生 坂梨、小島

この日の作業の大部分は竹の伐採でした。竹は長く重さもあるので倒れてくるときは大変危ないです。
お互いに声掛けが肝心です。


うっそうとした竹が匠(?)たちの手によって次々に切り倒され・・・
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なんということでしょう。日の差し込む暖かなスペースへと変貌を遂げたではありませんか。
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切った竹は燃やして炭にしたり、専用の機械に入れてチップにし、肥料として再利用したりします。


他にはシイタケの原木となる木を選定して切る作業を行いました。
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原木に適しているのはコナラやクヌギといった落葉広葉樹であり、竹とは重さも幹の太さも比べ物になりません。
そのため一人で切れる竹とは切り方も異なります。

まず幹の傾斜を考慮して、傾いているほうから写真のように「受け口」を作ってやります。こうすることで、幹が急激に裂けて破片が飛び散る危険な状況を避けられます。
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次に反対側から、受け口に向かうようにのこぎりを入れていきます。
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少しでも幹からミシミシという音がしたらすぐに離れて様子を見ながら、切り進めます。

そうして幹の硬さに腕がだるくなってきたところで・・・
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轟音とともに木が倒れました。倒れる瞬間の勢いといい音といい、木の歴史を感じる力強さでした。
(この写真は倒れてしばらくして撮った写真です。木が倒れるときには皆安全なところに移動していました。)

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のこぎりでは一本切るだけでもへとへとでした。改めてチェーンソーの便利さに気づかされますね。

作業は大変でしたが春の息吹を感じるひとときもありました。
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最後に薪置き場から発掘されたスズメバチの巣をご覧ください。蜂たちはとっくの昔にいなくなっていましたが、
巣自体は埋もれたままだったものをようやく取り出すことができました。
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これだけ巨大で精巧なものをよく作れたものだと思います。
取り出した巣はゼミの守り神として棚に置いておきました(笑)
初めて見る人は驚くでしょう(ΦωΦ)フフフ…

というわけで、いつになくきつかった里山活動でした!