岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2020年1月19日 環境教育イベント「七草がゆ」

 こんにちは、岸ゼミ三回北川です。

 遅くなりましたが先日里山きゃんぱすにて行いました、環境教育イベント「七草がゆ」の様子について報告していきたいと思います。

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《参加者》

4回生 浅井 小泉

3回生 伊藤 稲垣 大北 北川 西岡 渕上

2回生 阿部 藤村 洞

岸ゼミob 丹内さん

ゲスト 総勢40人

実践生 15名

岸さん 吉岡さん 有山さん NACS-J 自然観察指導員奈良連絡会の方々

合計 69名

 

《イベント内容》

七草摘み

餅つき

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 当日は朝、広場にたまっている水の表面が凍るほど冷えていましたが、1日を通して天気も良く過ごしやすい天気でした。

 まず、初めに今回のイベントを開催,進行するにあたりアドバイス、サポートしていたただいた地域の方々、NACS-J 自然観察指導員奈良連絡会の方々そして岸さんに改めて感謝いたします。

 

 それでは本編行きます。

 今回のイベントのテーマは「七草って何?~七草を摘んで、食べて、学ぼう~でした。

 参加者みんなで実際に七草を探して摘むところから行いました。

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 摘んでいる様子です。

 

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 皆さん、必死に探してますね。ちなみに僕も七草をある程度見分けられるようにはなりました。驚くのは子供たちの発見のスピード、20歳を超えたゼミ生たちには到底追いつけません。まだまだ負けていられませんね。

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 ちなみに皆さんご存じだと思いますが、いわゆる一般的な「春の七草」というのは

   せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ

ですが、そのうち すずなはかぶ すずしろは大根のはっぱなんですよね。

 里山きゃんぱすでは事前にゼミ生が大根とかぶを育てていました。上の写真はかぶを引っこ抜こうとしている子供たちです。引っこ抜くのが楽しいのか何本も抜いていました。

 

 そして、このみんなであつめた七草たちを土を落とし包丁で刻んで米を炊いておかゆにしている釜の中にぶち込んで~

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 完成です。(写真はだいぶ減っています。たくさんありました。)

 もちろん、使用しているお米は里山きゃんぱす産。ゼミ生が心込めて作ってます。 

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 みんなでおいしくいただきました。苦いと言いながらもみんな食べてました。

 

 午後はもちつきを行いました。f:id:kisizemi:20200120213016j:plain

 大人から子供までみんなで力を合わせてお餅をつきました。

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 そしてついたお餅はみんなで丸めていただきます。

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 つきたてのお餅はうまい、うますぎる。

 うますぎて?……🐂以下省略

おもちは砂糖醤油でいただきました、シンプルイズベスト。

 

  こんな感じで、今回も岸ゼミ環境教育イベントを行いました。ゲストもたくさん参加していただき大変賑やかで楽しかったです。

 

  こうやってイベントを行えるのも普段から里山を整備してくださる地域の方々、当日進行を手伝ってくださる方々、そして参加してくださるゲストの方々あってのものです。最後にもう一度感謝したいと思います。ありがとうございました。

 

 なお次回のイベントは3月22日日曜日の予定です。内容は追って連絡しますので是非奮ってご参加ください。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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 ではここからは個人的な感想というかイベント終えての総括を述べていこうかなと思います。

  今回僕は統括としてイベントに関わりました。その僕が今回のイベント評価するならばよくできました💮やと思います。(参加者側の評価はわかりませんが…)

  でもね、それは全然不思議なことではないんですよね、このイベントに向けてゼミ生はそれなりに時間をかけて準備してるわけですから。

 

  何も当日行って、はい何やろう?とか決めてるのではなく事前にイベントを企画し、テーマを決めたり、当日何するかを決めたり話し合いを重ねてきたわけですよ。ゼミの座学の時間、毎週の日曜日の活動、前日準備とか色々ゼミ生はやってる。万全とはいかないまでも、準備してるんですよね。

 

  それでも当日いざやるぞとなると、いろいろ予期せぬ事態が起きるんです。当日のやむを得ない欠席、想定よりもゲストの数が多いとか、即柔軟に対応を迫られます。そういうのを乗り越えて毎回のイベントを開催してるわけですね。

 

  今回、統括として得た経験としてはまず

 「準備のし過ぎはない」ということです。

 結局、どれだけの事態を想定しているかでいざ何かあった時に早くスムーズに動けるかどうか変わると思うんですよ。まぁ改めていうほどのことでもないですけどね笑

 よく災害とかの時に『想定外』って言葉よく使うじゃないですか、ニュースとかで見ると何言っとるんやとか思うんですけどね、実際やってみるといくらでも想定外のことって起こる。これは実際に経験しないとわからないと思います。

 

  それで次に2つ目ですが、「共有の大切さ」です。

  結局、予定通りには行くことなんて少ない、しっかり当日の行程表をたててもその通りにはいかない。そういう時に僕は自分の中で勝手に解決してしまうんですよね。

 

 自分1人のことやったらそれで全然いいんですけど、今回みたいな、複数で動いている時いかに周りとそれを共有するか、指示を出せるかが統括としての大切さかなと思います。

 

 そういう意味で今回僕は未熟だったことを痛感しましたが、岸ゼミのメンバーはみんな優秀ですから、向こうから聞いてきてくれる後輩、同期、先輩方は何も言わずとも手伝ってくれる、と助けられてばかりでした。

 

 まぁここでね、『当たり前のことばかりやん、何を今更』とか言う人もいると思うんですよ。

 勿論、言われたらそりゃそうやと思いますよ。けど実際に経験するのと、そうでないとでは天と地ほど差があると思います。

  そういった点でね岸ゼミはものすごいいい場所やと最近遅れながら実感しています。

 たまーに言われるわけですよ、なんで日曜日に奈良の里山行ってるんとか、なんで農業やってるんとかね。

 そりゃ、側から見れば何してるん、とか大したことやってないやんとか思われるかも知れないけど、じゃあやってみろよと。 炎天下の中、田畑で鍬振り下ろしてみろよと、言いたいですね。

 まあつべこべ言わず里山に来たらいい、それから色々言ってくれって感じですよ。

 

 そういう意味では、今の2回生にも考えてほしいと思います。僕も去年の今頃は全然活動に参加していなかった。けど里山に行って初めて色々わかることもあると思うし、自分はそれで変わった。せっかく岸ゼミに入ったのであれば1度は里山に行こう。行かずに辞めるのはもったいない。

 

 まあ結局何が言いたいのかはっきりしないとは思いますが、僕は最近こう考えてるって話でした。就活とかもありますしね。

 

 今回統括で企画書の段階からやらしてもらって非常に楽しく、そしていい経験になったと思います。とても楽しんでやれました。ただもうやりたくないとも思います。やっぱり先頭に立つのは向いてないと思いましたね。うまくしゃべれん。

 

 反省等は次のゼミの時間にやるとは思うので、次回のイベントに繋げていけたらなと思います。

 

 拙く、長い文章ではありましたがここまで読んでいただきありがとうございました。

 ここで今回のイベントのまとめとさせていただきます。

 

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                       (写真は内容と一切関係ありません。)

 

                              

                           岸ゼミ 3回 北川 伸太郎