岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

お久しぶりです。三回の稲垣です。遅くなりましたが年始最初(1/12)の活動報告をさせていただきます。また、次回(1/19)は七草イベントもありますので、重ねてお知らせいたします。

今回の活動は、主に木の伐採(椎茸の榾木用)と次回のイベントの準備をメインに進めました。また、活動後は岸さん宅で次回のイベントで使用する米の精米をしました。

木の伐採ですが、のこぎりを使っての作業だったためかなり時間と労力を費やしましたが、とても貴重な経験をできたと感じています。遠くから見たらそこまで太く思えない木でもいざ切ってみると意外と太くそして重かったことに驚きました。倒すときは、倒す方向を考えたり周りを見たりとただ力任せに倒せばいいのでは無く頭も使わなければいけないことを知りました。ゼミ生と交代交代でやっと切れた時の感動は筆舌に尽くしがたく、実際に経験した人しか味わえない良さがありました。

イベントの準備ですが、昔から里山でお世話になっている有山さんに七草について簡単に教えていただき七草の意味についても考えるきっかけになり、子供たちにもしっかりと伝えていきたいと思います。七草は普段私たちが意識していないだけで意外とあちこちに生えており、当日子供達とたくさん拾おうと思います。

以下に今回の活動写真を載せておきます。

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年も明け岸ゼミもまた活動を再開しました。去年は獣害や人手不足で活動が思うように進まず、個人的にもあまり好ましい結果で終われなかったと感じています。2回生が入ってきてゼミにも活気が生まれ、いままで以上にイベントや日々の活動に力を入れていきたいと思います。

話は変わりますが、もうすぐ四回生が卒業される時期が近づいてきました。入った時にお世話になった先輩方がいなくなると考えると、なんだか寂しい気持ちになります。このことを考えると、私が初めて里山に来た日を思い出します。初めて私が里山に来たとき、正直あまりにも周りが自然過ぎてめちゃくちゃびっくりしました。ガスも電気も通っておらず、行くのにもかなり時間のかかるこの場所で私はゼミ活動をしていくと思うと続けられるか不安になりました。そんな私が今まで里山を続けてこれたのは、間違いなく今の先輩方のお陰だと断言できます。初めての里山で右も左もわからない私に、気さくに話しかけてくれたり色んなことを丁寧に教えてくれました。私みたいな未熟が先輩方がいなくなってうまく里山を回せていくのか、後輩たちに教えることができるのかなどいろいろと不安があります。ですが、今まで学んできた自分の知識や経験、そして三回や岸さん、地域の方々の協力があるのでその不安も杞憂のような気がします。先輩方がいたころよりも里山をもっともっと活気ある場所にするため、これからは今まで以上に頑張っていきたいと思います。なので、先輩方にもたまには里山に顔を出してくださると嬉しいです。

自分語りが長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは失礼いたします。

 

三回 稲垣啓介