岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

岸ゼミナールの紹介

岸ゼミ(演習)では
「経済活動(私たちの暮らし)と自然環境」をテーマに、
エコロジカル・エコノミクスの理論的な研究を行っています。

同時に、
日本伝統文化の象徴であり
持続可能な循環型社会の原型ともいえる
里山の研究も進めています。

里山研究では、
実践活動を行いながら、
全国で荒廃が進む里山の価値の再発見と
新たな経済的価値の創造を模索。
具体的には、
関西文化学術研究都市にある
里山の修復と活用による
保全のための計画を立案し、
それを演習関連科目「里山保全の実践経済学」の履修生、
他大学生や留学生、地元の農家・住民、
都市部住民とともに実行します。

これまでに約20アールの耕作放棄田を復元して
稲・麦作を行う一方、
周辺部の雑木林や竹林、ため池の整備も進め、
炭焼きや椎茸栽培、生物調査なども試みています。

ゼミ生達は、
こうした研究・実践の成果を英語でまとめ、
夏季休暇中には、
日本国際学生技術研修協会(IAESTE)主催の環境フォーラム、
さらに、
ベトナムハノイ国民経済大学(NEU)における、
中央大学(緒方ゼミ)との合同ワークショップにおいて研究成果を発表し、
そこで得られた見知をもとに、
年末には、
京都大学(植田ゼミ)・慶應義塾大学細田ゼミ)・
一橋大学(寺西ゼミ・山下ゼミ)・中央大学(横山ゼミ)
との五大学環境経済交歓セミナーに、同大郡嶌ゼミとともに参加し、
研究のポリッシュアップを試みています。

同志社大学経済学部編著(2006) 「パンフレット」p.5 に加筆)