岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

9月29日の活動報告~稲刈りの準備など~

榊原です。本日9月29日のブログを担当させていただきます。更新が遅れて申し訳ありません。しかし、最近急に涼しくなってきましたね。日も短くなってきましたし。みなさん風邪を引かないように気をつけてください。

さて、本日行った主な活動は、

・稲刈りの準備
・草刈
・倉庫の整理
・雷田の水入れ

です。

久しぶり(2週間ぶりくらい?)の里山に到着してまず目に付いたのが頭を垂れた稲穂たち。ばっちり…とまではいかないものの、実ってます。やっぱり黒米とうるち米が混じってしまいましたね。なかなかきれいに分けるのは難しいです。味があるっちゃーありますね(?)。でも農業を生業としている場合は、ちょっとでも別の米が混じってしまうと売り物にならなかったりするのでしょうね。
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で、目眩がしそうなほど鮮やかな彼岸花です。前回里山に来たときは赤の気配など微塵も感じなかったのですが…。見事に彼岸の時期ぴったりに咲く花だということを岸さんも仰っていました。
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まずは稲刈りに使う器具を倉庫の取りやすい位置に出しておこう!ついでに倉庫の整理もしてしまおう!ということで、倉庫(大)の中身をいったん全部外に出しました。いやーほんとにいろんなものが入ってました。おがくずを固めたバイオマス燃料なんか初めて見ましたよ。でも里山には「竹」という立派なバイオマス燃料があるんですけどね。
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こんなに広かったんだ…。
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案の定、木製の脱穀機は2台とも破損していました。そこですーさんが一言。

「こんなもんね、ガムテープあったら一瞬で直せますよ。セロテープで直せないものなんてこの世にはない!」

ガムテープなのかセロテープなのかはっきりしてほしいですね。
そして彼のレクチャーを真剣に聞くSA八木さん。
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破損していた2台のうち1台は金属疲労によってヒビが…。はたしてセロテープで直るのか。
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僕らが整理をしている間、中山さんはいつもどおり草刈。夕方になるころには広場・田んぼ周辺を一通り刈ってくれました。すっきりして通りやすくなりました。これで稲刈りのときはたくさん人を呼べる!?
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なんだかんだでわりときれいに整頓できました。…あんまり変わってない?
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昼食後は稲の束をかけるための物干し竿のようなもの(正式名称:稲かけ、別名:稲架だそうです)を作るための竹を切り出しにいきました。しばらく田んぼの世話ばかりしていたので、山に入るのがひさしぶりで新鮮でした。そこで岸さんに新しい竹と古い竹の見分け方を教えていただきました。節が白いのが一年目の竹で、黒っぽいのがそれ以降のものだそうです。
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切り出した竹の枝を鉈の刃の背で打ち落としていきます。刃の部分は竹本体を割るときなどに使います。道具は大事に使いましょう。本日は大体20本程度の竹を調達しました。
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稲刈りを終えると、田んぼでの作業が一段落します。おそらく山に入っての活動が増えてくると思いますが、それは高山の土地を見直す、ひいてはこの里山をどのようにしていくかというグランドデザインを考えるいい機会になると思います。もう一度原点に戻って、みんなで僕らの活動の意義を見つめなおしましょう。以上、彼岸花の赤と稲穂の黄金とTA中山さんのコントラストで閉めさせていただきます。
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