岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

11月16日の活動報告~収穫祭に向けての準備など~

こんばんは。榊原です。11月16日の活動報告をさせていただきます。

本日の主な活動は、

・西畑にて野菜・麦植え
・サツマイモ掘り
・収穫祭に向けた道具等の準備

です。

朝方は雨が降っていたのですが、お昼前、11時頃かな、になると日差しが出てきて、合羽要らずで活動できるようになりました。


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まずは西畑にてタマネギ植え。僕らが到着したときにはすでに岸さんが西畑で作業を始めていました。やるなー。そして広場には二回生の柳田くん。どうもすいません遅刻して…。というか、大中くん、車にのっけてってくれてありがとう!今日は自宅に届いた収穫祭用の釜をなんとかして里山に持っていかねばならなかったのです。重さ10kgの鉄製羽釜を両手に抱えて京都駅内を闊歩することはこの先二度とないでしょう。すれ違う人々はみなオーバーに僕を避けていきます。


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奥広場の腐葉土を一輪車で持ってきて肥料として使用します。先週作った堆肥塚の中の草が堆肥として使えるようになるにはまだまだ時間が必要ですね。そういえば一昨年(?)に福井さんが掘った堆肥塚もどこかにあるそうな…


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タマネギの苗。これを一本ずつ12cm感覚で、根っこと茎の白い部分が埋まる程度の深さで埋めていきます。畝を作るまでがスタートラインだとしたら、これが西畑復興の第一歩!今年の夏の二の舞にならないよう、みんなで面倒を見てやりましょう。ただ、モグラとか野兎が掘りだして食べてしまわないかが心配…まぁでも、ちょっとだけなら食べるの許してもいいですよね。人と動物との緩衝地帯が里山なんだから。僕らもある程度彼らの陣地にお邪魔して活動させてもらってるわけだし。そのかわり都市に出てって人間のものとったりするなよ。…とはいえ、最近ちょっと耳にしなくなったものの「クマやサルが人里に出没」という類のニュースを聞くたびに、原因はなんだろうな、と考えてしまいます。人が奥山や里山を破壊しすぎたから?


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次に植えたのは小麦と大麦。名称は…なんだっけ…あぁ~せっかく岸さんが説明してくれたのに…。とりあえず、「ニジョウオオムギと見せかけてシジョウオオムギな種」や、「パンにすると微妙だけどうどんにすると美味な小麦」などを植えました。6~7列ぐらい使って小麦を植えたので、来年の春までに小麦をどう加工するか考えておきましょう!…うどん作っちゃう?


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西畑で作業をしていると、八木さんがナナフシを発見。土や木に紛れてしまうような体色です。ナナフシは「七節」で、体節の多さを「七」で表しているそうです。実際に7つ体節があるわけではないそうな。出典:ウィキペディア


午後からは道具の買い出し、西畑にて新たな畝作り、茶葉を利用した新釜の金物臭さ取りなどを行ったのですが、作業に追われるあまり写真があんまり撮れなくって…


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でもサツマイモ掘りの写真はありました!じゃーん。ちゃんとできています。ちょっと味見してみたら、決して甘みが強いとは言えないですけど、でもほくほくしてて美味しかったです。そしてなんと、西畑にて今年の春収穫されるべきだったジャガイモも発見されたので、これも炭の中へ。…うん、美味。でも塩が欲しいな。


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シイタケ。ここんとこできすぎだろ…てゆーか岸さん、堆肥の隣にほだ木があったんですね。どおりで話がかみ合わないと思ったら。奥広場に入って右手のほだ木しか見てなかったです。知らなかっただけですよ。いや、ほんとに。


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木の葉も紅に色づきはじめ、すっかり里山も秋らしくなって参りました。来週の活動、11月23日はいよいよ収穫祭です。里山では年齢や性別、職業や出身、国籍などの壁は存在しません。自ら食べたいもの、誰かに食べてもらいたいものを持ち寄り、できたての新米と餅を食す。いろんな人と雑談するのもよし、里山体験をするのもよし、のんびりと景色を眺めるのもよし。里山は来るもの拒まずです。生けとし生けるものに感謝をしつつ、すてきな時間をみんなで共有しましょう!