岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

6月17日 活動報告 田植え補殖

こんにちは。
菅野です。
私のカメラが現在壊れているので、今回のブログは写真がありません。
申し訳ありません。

本日は先週の田植えの補殖、黒米の田植え(SRI)を行いました。
今回で里山は二回目、イギリスからの留学生エドさんが参加してくれました。
朝八時にフィールドについた丹内君から電話がかかってきて、黒米が腐っているとの報告を受けました。
今年の黒米は、円水選も種まきも育苗もうまく多難です。
着いて確かめてみると、連日の雨で黒米の苗に被せていたシートで中が蒸れて、少し腐臭もして、苗が弱っていました。
午前中は、古田、前田、中田
午後からは引き続き古田と木下田の補殖、黒米の田植えを行いました。
古田が一番苗が根付かず、イネが浮いたり、水位が高く沈んでいるイネがたくさん見られました。
先週の田植えを古田から始めたので、田植えの慣れていなかった、土が柔らかくて植えにくかったのが原因かもしれません。
さらに厄介なことに、ヒエもたくさん混じっていて、入れ替えを行いました。

黒米の田植えは、水を抜き、前田の極小範囲で小さく行うことにしました。
黒米の苗はSRI農法では発芽して間もない乳苗を使うのですが、見た感じではそれにしても苗が小さく、雨に流されないか心配です。
黒米の田植え中に、豊年エビが見つかったそうです。

岸さんいわく、ここ二年は見なかったとそうです。
今年は、豊作!ですね!

イネをしっかり植えるように指示すること、イネとヒエの見分け方を教えること、田の土の高低差をなくすために、土ならしを大まかに行うこと等、来年の田植えの反省点にしないといけないと今回の活動で強く感じました。


午後からは、田植えの補殖と同時進行で、入り畑でサツマイモ(アンノウイモ、ムラサキイモ)の蔓、黒豆を植えました。
来週必ずやらないといけないことは、キノコ広場(奥の広場)でホダ木組みです。

本日の活動終わりが20時ごろだったため、薪置き場でホタルを観察しました。
ホタルを観たのは、小学校の林間学校以来です。ホタルを手の中で抱えて、光を間近で感じれて癒されました。
ホタルは光に敏感で、車のハザードランプの点滅トに反応して集まってくるそうですが、絶対にしてはいけません。
ホタル同士の光によってコミュニケーションを取るため、ホタルへの人工的な光等(光害)はホタル減少の大きな原因になってしまうそうです。

今回の活動報告は以上です。