こんばんは、三回の森下と申します。
前回の藁かごからかなり時間が空きましたが、今回は淡竹の竹とんぼの製作過程を載せていきます。
↑実家に置いてあった、幼稚園の頃に貰った竹とんぼを見本に作っていきます。かなり年季が入っていますが竹とんぼって丈夫なものですね。
↑里山で切った竹です。家に細めのものしか置いてなかったのですが、もうちょっと太めが良かったかな…
長さは12僂任后
↑見本を元に、鉛筆で印をつけます。
裏にも、表と同じ印をつけます。
↑プロペラっぽくなるように薄く斜めに小刀で削ります。
裏側も同様に削ります。
羽の厚さは1个らい?
↑かんざしを作ろうと思い、綺麗に削った竹に錐で穴を開けようとしたら、綺麗に半分にかち割れて努力が水の泡になったとこが最近ありました。
なので、ピンバイスというドリルで慎重に開けます。
↑ピンバイス。
↑別の細切れ竹を、ひたすら細く削ります。
底を丸め、先端をやや尖らせます。
↑先程の穴に先端の方を無理やりねじ込みます。
接着剤を使わずとも、竹の削り方を工夫すればいい感じにはまりました。
室内で飛ばすと天井に何回もぶち当たりましたが割れたり外れたりせず、結構頑丈でした。
飛ばすコツさえつかめばかなり飛んでくれます。
滞空時間があまりないのが気になり、里山で羽の大きいものを新たに作りましたが、重いのか逆効果でした。
あまり羽を薄くすると、落下した時の衝撃に耐えられなさそうなので、羽は細めの竹で良さそうです。
持ち手は、長いほど持ちやすくて飛ばしやすいですが、その分バランスが悪くなりがちです。
それと、羽の長さは左右対称でなくても案外普通に飛びますが、持ち手を刺す穴の位置だけは正確に中心にとらなければいけません。適当にやってしまうと、軸がぶれぶれになってあんまり飛んでくれませんでした。
一番上手く作れたものは、回転させると扇風機のように風がよくきました。
空気を切るイメージで、羽を尖らせるといいのかもしれません。
ただ竹を削っただけの簡易的な竹細工ですが、初めて飛んでくれたときはとても感激して、童心に返って何回も飛ばしてました。
慣れればもっと飛びやすいものを作れそうです。
以上、竹とんぼでした。
次回はかんざしか、ペーパーナイフか、レジンあたりを挙げようと思います。