岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

メダカと野鳥①(セグロセキレイ、ウグイス、メジロ、ツグミ)

どうも二回生の丹内です。
先輩方の後を引きづぎ、これからいろいろと里山に住む生き物たちを紹介していきたいと思います。
現在個人的にではありますが、岸さんが監修した「奈良高山の自然」を参考に科目別の里山図鑑を作成中です。
その図鑑の写真用のリンク先としてこちらの里山ギャラリーを使わせていただきたいと思ってるのですが、もちろんただ写真を上げるだけではなく、いろいろな生き物たちのお話もしながらこの里山ギャラリーで紹介していけたらいいなと思っております。
図鑑のほうはまたある程度形がまとまり次第UPしようと思っているので、またよければ見てください!
 
ではさっそく今回は野鳥たちをメインに紹介させていただきますね(^○^)
 
 
スズメ目セキレイ科 撮影日2012/2/29
イメージ 1
 
セグロセキレイは日本では一年中見られます。
越冬するときはつがいになり、二羽で越冬するらしく、この時もジュジュジュジュと鳴きながら二羽で田んぼを歩いていました。ひょいっ、ヒョイっとリズミカルに動く尾は、特徴的です。水辺に見られる鳥ですが、現在数が結構減っているらしくちょっと心配です。
 
 
次は皆さんご存知のこの鳥。
 
ウグイス
スズメ目ウグイス科
撮影日2012/2/29
イメージ 2
 
もう三月ということもあり、この日は山に行ったら、ウグイスが鳴く練習をしていました。
ウグイスの鳴き方はみなさん知っての通り「ホーホケキョ」ですが、若鳥は幼い頃に聞いた他のウグイスのさえずりを覚えておいて、次の年の春にそれを思い出しながらさえずる練習をして、だんだんうまくなっていきます。なのでこの日のウグイスは「ホーホキョッ!」みたいな感じで鳴いており,
まだ要練習といった感じでした(笑)
ウグイスが鳴く理由としては、やはり雌を呼ぶためというのが一番の理由です。
人間と違って一夫多妻制らしく、とあるウグイスは六羽も奥さんがいたらしいです。
 
 
スズメ目メジロ
撮影日2012/2/19
イメージ 3
 
いわゆるウグイス色なので、ウグイスと思われている方も多いかもしれませんが、この鳥はメジロです。
「梅に鶯」という「取り合わせがよい」ことの例えがあるので余計勘違いされている方も多いと思います。逆にウグイスは竹藪などを好むのであまり梅には寄り付きません。メジロは雑食性ですが花を吸蜜したりします。
撮影した時には藪の中で群れで遊ぶように飛び跳ねており、とてもかわいらしかったです(^○^)
 
 
スズメ目ツグミ
撮影日2012/2/29
イメージ 4
 
カキの木にとまり、群れでお食事中でした。
いろいろ調べてみるたんですが、ツグミはなんとシベリアから飛んでくるらしいです。
夏季はシベリア、冬季は中国や日本で越冬するとのことですが、渡り鳥とは凄いですねー。
ツグミは冬鳥なので日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったといわれています。
 
次の写真の生物はこの日一番驚きました。
そうです、メダカです。
 
メダカ
メダカ科
撮影日2012/2/29
イメージ 5
岸さんが数は少ないが二年前は見たとおっしゃっていたので、この冬フィールドのとあるため池の整備(落ち葉の原因の木の伐採、池さらい)を行っていたのですが、この日メダカの姿を確認することができました。
冬に作業していたとき正直こんなヘドロ化した池にメダカが生きているのか?、と思いながら作業していたのですが、とりあえず一安心しました!(^^)!
鳥さんに食われないよう頑張って生き延びてもらいたいものです。
 
 
以上で今回は終わらせていただきたいと思います。
また撮りだめた写真なども結構あるので、図鑑の作成とともに徐々に上げていくつもりです。
正直ちょっとつまらないご紹介になったかもしれませんが、ご覧いただきありがとうございました!