岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2024年 3月19日 畝たて

皆さんこんにちは、岸ゼミ新4回生の笹本です。

 

3月21日は同志社大学の卒業式。

現4回生も岸ゼミナールからいなくなってしまいます。

はやいものですね。

最近は会う機会もめっきり減ってしまいましたので、卒業式に会いに行こうと思います。どんな様子なのか、気になります。

 

では活動報告です。

 

参加者:

新4回生:笹本 吹戸 松浦

 

活動内容

木下田南にある畑の畝たて

 

今回の活動では、ジャガイモの植え付けのために必要な畝たてを行いました。

上記の場所は昨年、猪に掘り返されたため、もともとあった畝の原型が

ほとんどなくなってしまっている場所もありました。

改めて、それを直して今後もそれを使えるように作業を行いました。

こちらが実際の様子。

奥でうなだれる松浦は、この畝たての作業に嫌気がさし始めていました。

ただでさえでこぼこが激しい場所を整地し直す。結構ハードです。

 

自分が先週1つ畝を作っていたので、その周りに畝を追加する形で6つ新しくつくりました。ですので全部で7つ畝を作ったことになりますね。

ここにジャガイモを植えていきます。

一坪で1㎏のジャガイモが植え付けの目安となるので、結構植えることができそう。

まあ、おくにもまだまだスペースがあるので新しく畝を作って、大量のジャガイモを

作ってもいいかもしれませんね。

 

畝を立てるのに、毎度のごとくスコップや鍬が必要になってきます。

そこに追加で必要なのが「紐」。

畝が曲がりくねらないためのものですが、これ大事。

うねたてをするとき、うねがうねってうねうねしているときもちもうねる。

ひもを張ると、まっすぐに畝が作れるので、作付けの時にやりやすいんです。

これが曲がっていると、ふくらみのある所に余計なものを植えるひちょうがあったり、

へこんでいると逆に植えられない。

 

そんなわけでこの道具は畝たての三種の神器と言えるでしょう。

というわけでここに来週の日曜日は元肥を混ぜて、ジャガイモを本格的に植え付けて

行きます。どれぐらいの量が必要になるのか、こればっかりはやってみないと分からないかも。

もちろん現在結構な種イモを買いましたので、これは全部植えてしまうつもりです。

 

というわけで活動報告を終えます。

結構助長な文章が続きましたね。

なぜ、こんな文章を書いたのか?

またどこかのブログに書いておこうと思います。

それまでは秘密です。(隠しておく必要もないですが。)

このブログを書くときに、一応自分の中で目安を設けているのです。

 

最後までありがとうございました。

 

2023年 3月16日 三山木マルシェ出店

皆さんこんにちは、岸ゼミ新4回生の笹本です。

 

大学の成績発表も出て、一安心の今日この頃。

里山きゃんぱすも来年度に向けて活動中です。

来年度はOB会も企画しているので、それに向けて早いところ準備も

済ませていきたいです。

 

では活動報告です。

 

参加者

新4回生:笹本 吹戸 松浦 祇園 横井 傳馬 市村 竹内 三木

 

活動内容

三山木にてマルシェ出店

→椎茸の榾木の販売

 

3月16日、三山木の町づくり市民センターにて、マルシェに出店しました。

ひょんなつながりで出店することになり、準備も春休み前から進めていきました。

(外観です。)

こういっては何ですが、自分の想像よりも外もうちもきれいでした。

自分の中で町づくりセンター≒公民館のような図式で

自分の実家の近くにある公民館はだいぶ年季が入っていた建物でしたので、

そんな感じをイメージしていましたが、全然違いました。

 

この建物の2階を借りて、椎茸の菌打ち+販売を行いました。

こちらが入り口にはったポップです。

岸さんの息子さんの魁星くんが作ってくれました。(感謝!)

こちらが実際の体験の様子です。

この写真に写っているのは、いつもイベントなどに参加して下さるご家族です。

うれしいですねえ。

こんなふうにドリルを使って菌打ちを行っていきました。

(具体的な手順は前のブログを参照してくだされば。)

 

とまあ、こんな具合にイベントに参加しました。

時間としては10時から16時ぐらいまで。榾木は大体30本ぐらい売れました。

参加者の方にいろいろ聞いてみると、様々な人が参加していました。

たまたま寄った人もいれば、農業に興味がある人、野菜を販売している人もいれば、

発酵食品を自分で扱っている人など。

椎茸の菌打ちをしたことがない人がほとんどでしたので、とても貴重な経験になったと

言ってくれた人がほとんどでした。

中には親子で一緒に体験をするひともいましたので、本当に面白いものが

体験を提供する側からも得ることができました。

 

マルシェという内輪だけでなく外輪を巻き込む場所で、どのような人が集まるのか、

販売に向けてどんな準備をする必要があるのかなど、今までの里山きゃんぱすで行う

イベントとは違った視点が必要となった今回。

自分たち岸ゼミナールを知らない人たちにどのようにして活動を知らせるのかな

非常にたくさんの刺激を得ることができました。

 

来年度はどんなイベントに参加するのかはまだ確定してはいないですが、

もしあるなら、是非参加したいです。

 

以上活動報告でした。

最後までありがとうございました。

2023年3月10日 菌打ち じゃがいも植え付け

皆さんこんにちは、岸ゼミ3回生の笹本です。

 

本日(3月12日)、同志社大学今出川キャンパスにて同志社グリークラブ

アメリカ海軍士官学校グリークラブによるジョイントコンサートが行われました。

自分はその合唱を聞いたことがなかったので、興味本位でいったら、

衝撃を受けました。

素人ですのであまり深いことなどは一概には言えません。

日本とアメリカの文化の違いといいますか、歌っているときに奥底から出てくる

何かがまるっきり違っているんじゃないかと思うほどの差異があり、

海軍士官学校の合奏中は終始そのすごさにショックを受けっぱなしでした。

それもガーンと殴られたようなショックです。

アメリカという国が持つパワーのようなものをなぜかわかりませんが、

感じたような気がします。

 

では、活動報告です。

 

参加者:笹本 吹戸 松浦 市村

+地域のご家族、有山さん

 

活動内容

・椎茸の菌打ち

・ジャガイモの植え付け

 

本日は3月16日に行われる三山木での菌打ちイベントに向けての

リハーサルを兼ねた菌打ちを行いました。

前回のブログにも書いたような流れで菌打ちを行います。

こちらが椎茸の種駒です。

なめこと全く違う様子が分かると思います。

これが実際の様子になります。

こうして椅子の上で行ったほうが前回やったよりもだいぶやりやすかったです。

こうして菌をうち終わった榾木は以下の写真のように積んでいきます。

こんな感じです。

そしてそれが終わった後は、榾木が乾燥しないように周りに何かをかぶせます。

以前は黒いプラスチックの布のようなもので囲っていたのですが、

最近のプラスチック問題を鑑みて、里山にあった草や笹で周りを囲みました。

写真前方は榾木が見えていますが、実際にはこれらが見えないように囲みました。

湿度を保つためですね。

夏にはこれが草と混ざらないように気を付けなくてはいけませんね。

また、菌打ち体験イベントのためにも岸さんが原木を玉切りしてくださいました。

最終的には40~50本ほど集まったと思います。

 

この後は、ジャガイモの植え付けへと移りました。

植西さんからいただいたジャガイモがあったので、これを雷田に植えます。

量も1キログラムはなかったように思います。

こんな感じで植えた後は土をかぶせておしまい。

ぼこぼこっと土が掘られているところに植えました。

これは恐らく植える前の様子ですね。

植えた後は土をかぶせるので結局はこの写真と同じようになるのですが。

 

今年はジャガイモをたくさん植えるつもりです。

どれぐらい取れるものやら。

 

というわけで、活動報告を終えます。

最後までありがとうございました。

 

おまけ

蜂の幼虫らしいです。

(詳しくは松浦に聞いてください)

これを食ったとかなんとか。

味はおいしくもまずくもなかったらしいです。

どんなあじなんでしょうねえ。

2024年3月09日 草刈り なめこ菌打ち試し

皆さんこんにちは。岸ゼミ3回生の笹本です。

 

3月に入り、時間もとれてのんびりした日を送っています。

本も読める時間が取れているので、部屋に積んである本を

解消していきたいです。

ちなみに最近は京極夏彦著『塗仏の宴 宴の支度』を読み終えました。

初めて京極夏彦の「京極堂シリーズ」を読んだときに、ミステリーに

妖怪が組み込めるものなのか!と驚いた感想を持ちました。

現在はその続きである『塗仏の宴 宴の始末』を読んでいますので

読み終えたらまた書きます。

 

では活動報告です。

 

参加者

3回生:笹本

 

活動内容

草刈り

なめこの菌打ち試し

 

平日の活動と言うこともあり、岸さんと自分の二人で活動しました。

最初はベースキャンプの裏側にある土手の草刈りをしました。

里山に来ていつも気になっていた場所でしたので、すぐに活動へと移りました。

土手を刈るだけでしたらそれほど時間もかからなかったです。

ビフォーは撮り忘れてしまいましたが、アフターはあります。

以下の写真がアフターです。

こちらが紅葉池側からとった写真です。

ちょうど土手の真ん中ほどにあるクヌギの木が厄介ですね。

 

こちらが橘の木があるほうから撮った写真です。

写真左手にはため池があり、その周りにある笹も刈ったのですっきりしました。

 

昼休憩をはさみ、菌打ちの試しを行いました。

先週の活動で玉切りした木で行いました。

この写真に写っている木とは別の木で行いました。

 

きのこの菌打ちをする際に必要なものは種駒。

この中にそれが入っています。

自分は昨年は菌打ちをしなかったので、実際に行うのは初めて。

どんなものなのかものすごく気になっていました。

実際の種駒です。

これは弾丸状に形を作った木の周りに菌糸を塗ったため白くなっています。

はじめはこの弾丸状のものすべてがきのこそのものになるのかと思っていましたが、

そんなことはないのでした。

これを以下の手順で行います。

まずはドリルで種駒が入るほどの大きさの穴をあけます。

次に穴の場所に種駒を入れます。

最後に木づちでそれを打ち込みます。

これを一本(90センチ)に24個ほどでしょうか。

1列6個だったり、5個だったりとまちまちですが。

最後になめこの菌打ちをしましたので、地面に直接つける形で

榾木を伏せていきます。

この菌をうち終わった榾木を…

こんなふうに地面に伏せて、木葉でかくして完了です。

なめこは1年経てば生えてくるとのこと。

来年はどうなるでしょう。

 

というわけで活動報告を終えます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

2024年3月3日 玉切り 燃やし

みなさんこんにちは。岸ゼミナール3回生の笹本です。

 

ここ最近天気が良くない日が続きましたが、

久しぶりに晴れで里山活動をしたように感じます。

また、3月に入ってはじめての活動日、そろそろ野菜の植え付けも

考えていかないといけません。

 

というわけで、活動報告です。

 

参加者:

3回生:笹本 松浦 吹戸 祇園 市村 赤松

4回生:蟹江

 

活動内容

・梅林で刈った草を燃やす

・椎茸の榾木のための木材を入手

 

前回、梅林の草たちを刈り終えました。

それらがだいぶスペースを取り、作業に支障を与えていたので、

朝から梅林横の空き地を使って燃やす作業に移りました。

当日は朝から冷えていたこともあったので、久しぶりに心地のいい

燃やす作業でした。

こちらが、中にあった草やくねくねした木はほとんど取り除き、

燃やしてしまったのでだいぶすっきりしました。

見晴らしがよくなって、移動がしやすくなるのは心地よいですねえ。

 

この作業は昼をまたいだので、ついでに里山で取れた椎茸も残っている火で

焼いて食べました。

祇園が丁寧に飾ってくれた椎茸たちです)

最近はシイタケがたくさんとれるので、余剰が結構発生しています。

誰かもらいに来る人はいないかなあ。

 

椎茸も食べ終わった後、作業内容には書いていないですが、

前回、茶筅竹を納品し、その選別が終わったとのことで、稲田さん

のもとへと向かいました。

大体130本ほど買い取ってくださったとのことです。

前回の納品も合わせると200本弱を買い取ってくださいました。

自分たちが結構竹をとっていたのだなあと感じますね。

 

そしてこの後は、椎茸の榾木のための原木輪切りの作業へと移りました。

こちらは木の枝分かれしている箇所を切っている様子です。

榾木に利用する際、枝は使えないので、細い部分は切り落とします。

切り落としたものは「柴」へと変わります。

「おじいさんは山へ柴刈りに」の柴です。

山川草木、使えぬところなしといったところでしょうか。

バイオマスって大事です。

この後、自分たちが大きなのこぎりを使って、木を伐りたかったですが

時間がないということで「チェンソー」を使いました。

可能な限り化石燃料を使わないことがモットーではありますが、

機心が芽生えてしまいますね。

(安全管理はしています)

 

奥の広場もだいぶ片付き、見渡せるようになっていますね。

いつか里山全体が見渡せるほどになればもっといいですが。

 

以上、活動報告でした。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

 

おまけ

里山で取れた野菜たち。

大根とかぶ。

里山きゃんぱすの昆虫(2023/6/13)

こんにちは。岸ゼミ3回生の松浦です。

怒涛の3連投稿です。では早速。

 

【今回の昆虫】

ハラビロトンボ、アカガネサルハムシ、カノコガ、キイトトンボ (計4種)

 

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種名:ハラビロトンボ

分類:トンボ目トンボ科

体長:31〜39mm

時期:4〜9月

 

この図鑑初のトンボです。名前の通り腹部の幅が広いです。オスの成虫は、成熟するとシオカラトンボのように腹部が青くなります。

 

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種名:アカガネサルハムシ

分類:コウチュウ目ハムシ科

体長:7〜8mm

時期:5〜8月


美しいですね。宝石みたいです。
しかし彼らはブドウの害虫でもあります。

 

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種名:カノコガ

分類:チョウ目ヒトリガ科

開帳:30〜37mm

時期:6〜9月


なんじゃこりゃって見た目をしていますが、蛾の仲間です。こんな奇怪な見た目になったのは、フタオビドロバチというハチに擬態したからだと言われています。
蛾と言えば夜に活動する昆虫。しかしコイツは昼に活動します。

 

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種名:キイトトンボ

分類:トンボ目イトトンボ

体長:35〜46mm

時期:5〜10月

 

皆さんはイトトンボをご存知でしょうか。とても小さいのでなかなか気づかないし、知らない人も多いと思います。
実際に見るとイメージよりも小さくて可愛いです。ちなみに、僕のお気に入りの昆虫のひとつです。
イトトンボイトトンボの中では大型の種類で、見かけによらず凶暴です。他のイトトンボを食べることもあるほど。

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【これまでに見つけた昆虫】

合計・・・19種

里山きゃんぱすの昆虫(2023/6/11)

こんにちは。岸ゼミ3回生の松浦です。只今書き溜めていた分を連続で投稿しています。

本当はもっと写真があるのですが、同定が難しいものは省いています。写りが悪いものとか。また、チョウは羽の模様などで同定しますが、表面だけ、もしくは裏面だけの写真では判断できなかったりするんですよね。図鑑に載せているものも自信がないのがちらほらあります。「これ違くね?」ってやつがあったら、コメントか里山きゃんぱすで教えてください。

 

【今回の昆虫】

センチコガネ、ハグルマトモエ (計2種)

 

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種名:センチコガネ

分類:コウチュウ目センチコガネ科

体長:14〜20mm

時期:4〜11月

 

見つけても触らないことをオススメします。何故なら、彼らの主食は動物の糞だからです。
所謂糞虫、フンコロガシの仲間ですが、センチコガネは糞を転がすことはないとされています。
そういえば見つけた時、周辺が臭かったです。

 

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種名:ハグルマトモエ

分類:チョウ目ヤガ科

開帳:52〜75mm

時期:5〜9月

ヤママユガのように見えますが、ヤガ科の蛾です。幼虫はマメ科の植物を食草とします。
よく似た種類にオスグロトモエ(のメス)と言う蛾がいるので、見分け方を紹介しておきます。(誰得)
ハグルマトモエは下の写真で青く示した箇所の、2本の線の幅が前縁に向けて広がりますが、オスグロトモエは平行です。

同定が難しかったです。もうちょっと分かりやすく進化してください。

 

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【これまでに見つけた昆虫】

合計・・・15種