岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2022年 3月27日 活動報告 芽生え

岸ゼミ2回生の蟹江です。3月27日の活動報告をさせていただきます。

 

 

参加者(敬称略)

3回生 先本

2回生 馬場 蟹江

 

活動内容

椎茸の菌打ち(前回の続き)

高山用水のヘドロ除去作業

たけのこ捜索

スナップエンドウの確認

 

・椎茸の菌打ち

前回の野草観察会で参加者の皆様に椎茸の菌打ちを体験して頂きましたが、実は畑の奥の土地に原木の在庫が残っていたため、まず最初にその原木に菌打ちをしました。

菌打ち中に聞いた岸さんの話によると、原木椎茸は一本の原木から数年、大きい原木なら10年生えてくるとのことです、これからは一家に一本原木の時代ですね。僕も家に欲しいくらいです。

 

・高山用水のヘドロ除去作業

f:id:kisizemi:20220402002352p:plain

高山用水

ご覧の通り、高山用水にヘドロが溜まってしまったため、ヘドロ除去作業を行いました。

スコップでヘドロを持ち上げようとするとかなり重く、かなりのヘドロが溜まっていることがわかりました。このヘドロを取っていると、中に赤虫やミミズが見られました。

流石に全ては除去できなかったので、4月3日にまた作業をしようと思います。

また、一般的にあまりいいイメージを持たれていないヘドロですが、実はヘドロは栄養が豊富で、乾燥させると肥料として使用できるとのことで、このヘドロがどのような作物を栽培するのに適しているか知りたくなりました。

 

・たけのこ捜索

この時期になるとたけのこ掘りができるとのことで、たけのこ掘りに行きました。

前情報では、イノシシが掘り起こして食べてしまったという話で、探す前から期待薄。。。

しかし、やってみなきゃ分からない、雑念を振り払うようにオリーブ園奥の竹林、ハイキングコースに隣接している竹林と、手当たり次第たけのこを探しました。

で、結果は一本も取れず。掘り返された土とたけのこの皮だけが残っていました。

f:id:kisizemi:20220402002134p:plain

たけのこ捜索中に見つけたカエル(種類不明)

 

ただ、なんの収穫もなかったわけではなく、竹林の中で一匹のカエルを見つけました。

一瞬アマガエルか?と思ったのですが、山にアマガエルがいるか?と疑問になったため、

ネットで検索してみたところ、そもそもアマガエルには鼻から耳の方にかけて茶色い筋が入っているという特徴があるため、アマガエルではないと判断できそうです。

このカエルは一体なんだったのでしょうか、有識者の方のコメントを頂きたいです。

 

スナップエンドウの確認

 昨年12月に、2回生がスナップエンドウを植えた話を覚えていますでしょうか?

これまで確認をしてきたのですが生えてくる様子がなかったため、生えてこないのでは?と考えたり、希望が潰えかけていましたが、そのスナップエンドウがとうとう芽生えました、

それがこちら ↓ ↓ ↓

 

 

f:id:kisizemi:20220402002153p:plain

ついに芽生えたスナップエンドウ(つるあり)

 

この茎の立ち方、かなり立派に育ってきているのではないでしょうか。

このエンドウはつるありの品種で、成長した際につるが巻き付くための場所が必要になるため、竹や稲藁を使って支柱を立てました。また、追肥と、エンドウの周辺に生えたヨモギに栄養を取られないようにするため、ヨモギの除去も行いました。

 

f:id:kisizemi:20220402002313p:plain

ヨモギを刈った後の追肥

f:id:kisizemi:20220402002333p:plain

支柱の完成

 

このように、竹を立て、稲わらを吊るしておくと、エンドウのつるが巻きつくそうです。

つるが巻きつくための支柱も立て、あとはこのまま順調にエンドウが実るのを待つのみです。

 

最後に、、、

新学期が始まります。今学期から僕達2回生は3回生となり、イベントを企画・運営する立場となるため、この里山で楽しんでいただけるよう、より一層精進していこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。