岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2024年 1月21日  七草粥イベント

皆さんこんにちは、岸ゼミ3回生の笹本です。

 

大学の授業も残り1週間となりました。

3回生とはじめに書いていますが、春休みを除けばもうすぐ4回生。

光陰矢の如し。

 

では活動内容へと移ります。

 

参加者

3回生:笹本 吹戸 松浦 祇園 竹内 横井 上杉 竹内 三木 傳馬

    赤松 原口 斎田

4回生:蟹江

エコワク生:二人

 

今回、有山さん、大阪の自然観察会の方、経済学部父母会から井上さん、

そして地域の方がご参加くださいました。

ありがとうございました。

 

活動内容

・七草採集

七草粥の提供

・とんど焼き

 

本日は毎年恒例(?)の七草粥どんど焼きイベントです。

その詳細について軽く説明しておきます。

七草粥とは人日の節句(毎年1月7日)の朝にその1年を病気せず元気でいられるよことを願って食べる日本の伝統食。正月の祝膳と祝酒で弱った胃を休めるために食べるとも言われている。(松浦作成:「七草粥いべんとはんどぶっく」から引用してます)」

 七草は「セリ・ナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ」の7つです。(以下の写真参照)

どんど焼きのルーツは諸説あるが、1300年前の飛鳥時代まで遡る。地域によって呼び方は様々で、おびね焼きやほうげんきょう、さぎっちょなどがある。どんど焼きは、お正月にお迎えした年神様が煙とともにお帰りになるのを、感謝を込めてお見送りするための行事のこと。またどんど焼きの煙や火の粉にあたることで無病息災や家内安全がかなうとされており、新しい年の幸せを祈願する行事である。(上掲引用)」

 

というように毎年参加してくださる地域の方々やゼミ生の新年の幸せを祈願するものであるといってもよい行事なのです。

 

以下松浦が作ってくれたはんどぶっくの写真です。

ページ番号がずれているのは両面印刷用に作られたものでしたので、お気になさらず。



 

では順次報告へと移っていきます。


まずは開会式。

(ゼミ生は開会式前に9時30分ごろから集まり、準備をしていました。

しかし、写真がないのでそこは割愛。)

毎度のごとく、自分の覇気のない挨拶から始まります。

口から出まかせ(というわけではないですが)に任せてその後岸さん、

有山さんと続きメインの七草採集へ。

今年も無事に七草すべてを採集することができました。

スズナスズシロに関しましては自生することがほとんどないので、ゼミ生が種から育てて畑に植えているものを使っています。)

ゼミ生が教えて、それを参加者が必死に目を凝らして探す。

去年はゼミ生はてんやわんやでしたが、今年はきっちり(?)教えられる。

自分たちも伊達に学生をしておりませんね。

 

七草を採集し終えた後は、竹食器・竹箸作りへ

安全を確認しながら、参加者の皆さんに自分で食器を作っていただきます。

子供も大人も一緒に作る。共同作業です。

(天気が午前中はあいにくの曇りでしたのでテントの中で行いました。)



 

こちらは岸さんが箸のつくり方を教えている様子。

 

それが終わったら七草粥をついに食べることができるのです。



写真に写っている釜を使って、2升ほどの白米を炊いています。

白米は有山さんから頂いたものですが、これを炊くために使う薪はすべて

里山産。白米も有山さんとミドリ米を交換するので里山産といっても過言ではない。

ということは七草粥はすべて里山でまるっと完結しているのです。

 そのほかにも味噌汁を作りました。

 

昼休憩に入り、参加者ゼミ生はゆったりと食事へ移ります。

参加してくれたエコワク生2人。

写真を撮る際、顔を伏せたのは気のせいか?

 自分は味噌汁は食べれませんでしたが、七草粥はその塩加減がちょうどよかったので

おいしかったです。

 

 昼休憩をはさんだ後は、どんど焼き

どんど焼き班が支柱を立てて、本格的なものを作ってくれました。

もちろん本当のどんど焼きはもっと高いものがあります。
しかし、これ以上の高さになるとさすがに危険。

というわけでこれぐらいの高さになりました。

この支柱が燃え終わると、残っている熱源でいつも通り、作業で出てきた竹を燃やします。

こっちの方が火力が高そうですって?

まあこっちの方が燃料を大量に投下できますので、そうなるのでしょう。

どんど焼きは上に、野焼きはどこに?三角錐を作るような芸術の方面に?

 

そしてこの時、自分の身にアクシデントが起きました。

燃やしているものは竹。

竹の葉は軽く風に乗って少し飛ぶ。

とんだ先は自分の背中。

自分の上着、インナー、シャツ、の3枚を貫通しました。

貫通といっても棘のようにではありません。

服が溶けました。幸いやけどはおっていないですが。

危ない、危ない。

 

参加者の井上さんも竹運びに参加してくれました。

軽そうに運ぶ竹も持ってみると重いのです。

 

他にも子供たちが別の場所に小さい火を作り、

その回りでマシュマロを焼くなどしていました。

 

そして2時ごろに少し早めですが、イベントは終了しました。

イベントに参加してくださった皆さんありがとうございました!

 

次回のイベントは3月16日、里山きゃんぱすの外であります。

詳細はのちのブログで説明します。

 

最後までありがとうございました。