岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2024年 1月28日 茶筅竹整備

 皆さんこんにちは、岸ゼミナール3回生の笹本です。

 

 本日、1月28日で秋学期の授業が終わります。

 春休みに突入し、時間も取れますので、何をしようか悩みますね。

 ゼミナールの座学の授業もなくなりますので、今後の計画もしっかり立てなくては

いけないと思います。

 

 では、活動報告です。

 

 参加者

 3回生:笹本 斎田

 エコワク生+1人

 

 活動内容

 茶筅竹の確保

 

 本日は以前整備した竹林に入り、使える茶筅竹を切り出しました。

 下の写真はビフォーです。

 これでもだいぶすっきりしているように感じますね。

 この中から、茶筅竹に使えるものを選び切り出していきます。

 サイズとしてはおよそ、竹の直径が2cmより大きく、3cmよりも小さいもの

を切り出していきます。(多分このサイズです。)

 これらを切り出して、この場所の外に運び出します。

 以下の写真は切り出した後の写真です。

 大体竹の間の間隔が「傘をさして人が通れるぐらい」に、

言い換えると、「人が両腕を横に伸ばして通れるぐらい」に切りました。

 ビフォーと比べるとちょっとわかりにくいかもしれませんが、だいぶ切りました。

100本以上は取り出しているでしょう。

 

 昼休憩をとった後、この茶筅竹を買い取ってくださる稲田さんがいるということで

「翠竹園」に向かいました。

 岸さんの車に切り出した竹をのせて運びます。

 竹を納品し、その中から使えるものだけを買い取ってもらえるのです。

 あまり傷がつかないように、また、虫が食べた竹はあまりよろしくないようです。

  稲田さんに話を聞くと竹の「密度が大きいほど」、「枝が上に合って節が多いほど」使いやすいということです。

 竹を納品する際におよそ160cmぐらいに切りそろえるのです。

 その1本に重みがあるほど(竹の繊維がぎっしり詰まっている?)使いやすいということらしいです。また、枝が上にあるほど、つまり、竹を切りそろえたとき、それに枝がなければ茶筅として使える竹が多いのでこの竹の方がいいとのことでした。

 この後、留学生のエリースさんもいたので、竹林公園に行きました。

 この写真に写っているのはゼミ生の斎田です。

(竹林公園の内部)

茶筅の細かい分類です。

(奥から手前に向かうほどに茶筅になっていきます)

 

 以上、活動内容でした。

 イベントも終わり、まったりとした日曜日でした。

 最後までありがとうございました。

 

 おまけ

 高山用水をこえた榾木にまた、なめこが生え始めていました。

これは昨日に撮った写真ですが、採れごろのものもまちまちありましたので、次週の活動で小さいものがちょうどいい大きさになっているかもしれませんね。