岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2024年8月10日 草刈り(とかなんとか・・・)

みなさんこんにちは、岸ゼミ4回生の笹本です。

 

夏休みも終わりに近づいてきています。

大学生の生活も残りが減ってきた中で、残りの猶予期間を存分に使おうと

周囲の人は旅行に出かける人がちらほらと散見されます。

まあ、こんなことを書くのは、その人たちに切っ先鋭い批判をしようと

いうものではなく、ただ単に「羨ましい」という一言に尽きるのです。

だからと言って、どこかに出かけるのかと言ったら出不精ですので

家にこもりっきり。

自分がやらなければいけないと考えることと、したいということのズレが

生じるがためにこんな変な悩みを持っているのかもしれませんね。

 

さて、気を切り替えて活動報告へと参りましょう。

 

参加者

4回生:笹本

 

活動内容

・草刈りと草取り

 

この日の活動はのんびりとしたものでした。

しかし!のんびりとしたものであっても草との闘いは続きます。

共存と格闘。

人間と動物と植物の三つ巴が里山で起きているのです。

 

まずは、稲の成長を見ていきましょう。

全体的に生えそろっており、ところどころ穂が実っている様子も分かりますね。

具体的な大きさは曖昧ですが、「しっかりと成長している」と言われたときに

思い浮かべるぐらいになっていたと言えますね。

少しわかりにくいかもしれませんが、粒粒したものが出ているのが「穂」です。

こうやって穂が出ている様子を見ると、なんか「稲の生長」を実感できるのです。

なぜかはわかりませんが(笑)。

 

そんな稲の育ち様子を感じながらも里山の管理は同時並行で進めなければ

いけません。競争と格闘の部分。「草刈り」です。

ここからは毎度のごとくビフォーアフターでお届けします。

 

まずは、池田とプール池の土手です。

ビフォー。

頻繁に刈っている場所ではあるのですが、やはり夏の陽の光を受けて

伸びてしまう。地下茎を伸ばして生えてくる植物も出ていることが分かります。

アフター。

(以下同様に写真は「上=ビフォー」「下=アフター」の配置とします。)

写真をどこからとるのかにもよりけりですが、見晴らしがよくなっていることも

感じますね。里山の景観は「ある」でも「なる」でもなく「つくる」から

できるのかもしれません。

(この三つの言葉の使い方は、厳密にはしていません。ご容赦を。)

 

次に、古田と奥田をつなぐ場所の草刈りです。

ここは、田んぼの淵ということもあって、ついつい見過ごしてしまうのです。

どんな場所も草を刈っておいて損はない。

田んぼの周りがきれいになるのも悪くはないですね。

 

こちらは奥田の用水路周辺の写真です。

ビフォー・アフターで写真を撮った場所が異なっていますが、

経過はわかるかと。

用水路周辺を草刈りするときは、

それが水で流されないように注意しなくてはいけませんね。

用水路は「里山きゃんぱす」だけのものではなく、周辺に広がる農家さんとも

共有・共用なのです。ここで出した草が下で詰まりを起こしうるということも

ありうるのです。

 

次に木下田です。

ここは前回の活動で柵を取り除きました。

そのおかげで土手の草刈りに手を伸ばすことができるようになったのです。

土手だけでなく、その上の場所でも草がボボボーボ・ボーボボになってしまいました。

ああ、草刈り大明神。

地表の茶色が見えている感じが爽快感をもたらします。

ホント、どれだけ草を刈っているんだと自分に投げかけたくなります。

 

こちらはアフターだけです。

場所は池田と広田をつなぐ土手。

草刈り機の充電が残り続けている限り、草刈りをします。

草刈り機を使っているのか、使われているのか。

里山に酷使されています(笑)

とまあ、そんなわけでこれだけの場所を管理し終えたということですね。

書いている自分も「これ、一日でやったの?」と半信半疑。

無我夢中でしていたのかもしれません。

 

そんなわけで、草とともに一日を過ごした活動報告を

終えたいと思います。

みなさんも家の中で過ごすだけではなく、草とともに過ごしてください。

草が無かったら里山で草刈りをしましょう。

人員はいつでも募集しています。はっはっは。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

では次回の活動報告で。

 

おまけ。

木下田の大豆。

意外と大きくなっている。