岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

1月13日の活動報告~果樹園周辺の整備2~

三回生の八木です。
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先週、そして昨日にから引き続いた果樹園の整備も今回の活動でようやく、ひと段落です。

前日の続きで伐り残した竹を伐り、笹を刈っていきます。
今日は室田ゼミの四回生の坂本さんが来てくださいました。あとは、中山さんと有山さんと僕だけでした。、今週、里山に来た三回生は僕だけ。正直、もうちょっとみんなには頑張ってほしかったところです…
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午前中は何とかわ周りが見渡せるまで、竹と笹を伐りました。

お昼ごはん。
中山さんの提案で、サツマイモでイモ粥を作ろうということになりました。現地に置いてあるサツマイモも消費していきましょう。
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しかし、これおいしいですよ。イモがあるだけで随分と変わるもんです。
有山さんが持ってきてくださったお餅もあわせていただきました。
ありがとうございました。

午後からは、午前中に伐った竹や笹を燃やしていきます。昨日、二回生の内藤さんと話していたことですが、たくさん伐って積み上げた竹も燃やしてしまえば、灰になり炭になり、小さくなってしまう。竹自体は中が空洞なので、そのせいかな、と思っていましたが、無論、それだけではないですよね。
彼らが、吸収したエネルギーの分があります。それらを燃やして、熱に変えてるわけです。バイオマスっぽい気がします。すると、フローに限りがある太陽エネルギーを吸収した竹は利用できるエネルギーをもつ低エントロピーなものなのでしょうか…燃やして炭になってしまったものは高エントロピーな物質ということでしょうか…でも、焼いた後の炭は田んぼに撒いて田んぼの栄養分にできるなぁ…
午後の作業をしながらそんなことを考えていました。

午後の、作業も進んでいく中、尾山さんが様子を見に来てくださいました。
そして、作業も手伝ってくださいました。僕たちが鉈や鋸で切っていた竹を、なんとバシバシ鎌で切っていました。
…すげえ、かっこいいです。
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きれいなそらもよう。

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里山の活動を約三回分を使って、果樹園の整備をひと段落させました。人数がいればもう少し早く終わらせることだってできたはずなんですが…これだけ広い土地になったのはいいんですが、どうやって利用しましょうか…地面の下には笹や竹のの根っこがしがみついています。なかなかすぐに、田んぼにはできなさそうです。順当に行くなら何年もかけて、土地を元に戻していかなければ、ならないと有山さんも言っていました。
以前に、今の広場を開拓してくださった先輩方の活動も、笹と竹に覆われた場所をなんとか使える状態にしてくださいました。今回、果樹園の奥のスペースだけですが、笹と竹を切りなんとか利用できそうな土地になりました。これぞ里山保全の活動っていう感じがします。