岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

12月23日の活動報告~広場横の笹刈り、木の伐採~

三回生の八木です。
年末、それも前日に連絡をしたためか、今回の活動は参加人数が少ないです。そんななかでも来てくれえたのは2回生の森下君。それでは里山デビューの彼の活躍をご覧ください。

岸さんが用事で里山に来るのが遅れるとのことだったので、午前中は僕と2回生の森下君で広場の東にある池の周りの笹を刈ってきれいにしました。途中、有山さんが到着されて、水を持ってきてくださいました。
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↑窯の周りがきれいになりました。

森下君、いい笑顔。笹刈りご苦労様です。
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彼の家では最近まで足踏み式脱穀機を使っていたんだとか。

↓こっちは西端の麦の様子。青い小さな芽を出してきています。小麦も古代麦もまだこんなに目に見えるような成長は見られませんでした。
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西端全体はこんな感じ。
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大根もぽつぽつと小さな芽を出していました。
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岸さんも到着されて、まずシイタケを見ました。先日からの雨のおかげで大きな笠を持つシイタケがたくさん。でも、そんなシイタケを狙ってナメクジが…笠の裏に潜んでいました。
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文字通りシイタケの山。次、里山に来るのはおそらく来年になってしまうだろうことを見込んで、ちょっと小ぶりなものも収穫しました。立派なシイタケがたくさん取れました。先輩方に感謝です。

奥の広場に移動。火をおこして汁の準備。
ばんばんに竹を燃やしていきました。奥の広場に切り倒して放っておかれていた竹はすべて燃やしました。岸さん、燃えていく竹を見て一言、植物は太陽エネルギーを吸収して大きくなる、燃えている竹はいわば太陽エネルギーだ。そういえば、春学期に行った講演会で地球上のエネルギーのほとんどは太陽エネルギーに帰結すると、サティシュ・クマール氏が言っていたように思います。

キクラゲ発見。
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里山にはたくさんの食材があります。自分たちで育てたもの、自然に生えているもの、それらを自分たちで収穫すると、嫌いな食べ物でもおいしそうに見えてしまいます。不思議。

里山での有山さんのお話の中で「食育」という話が出ました。自分たちで、野菜などを育てて、それを食べる。単純なことのようですが、そこから学ぶことも多いということです。
僕たちが小学生の低学年の時にあった「生活」という科目がそれにあたるそうです。確かに、その科目の中で野菜とかを育てていた記憶があります。それらで学ぼうと思えば、どれだけ生産できたか、ひとついくらで売ればどれだけのお金になるか、など総合的な教育になります。
が、それを教えることができる教師がいなくて無くなってしまいました。

そうそう、写真ではわかりにくいですが、森下君が作ってくれたお箸の出来はかなり良いものでした。

さあ、木を伐っていきます。
今回は、先週伐った木の上にある2本を伐りました。
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森下君、鋸を引いて、斧をふるいます。
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岸さんも大きな声を出して幹に斧をたたきつけます。今回伐り倒した木はこの写真の2本です。
先週は木の伸び方に苦戦を強いられましたが、今回は比較的まっすぐ延びていたこともあってかきれいに予定通りの位置に倒すことができました。
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このあと、上の写真の右端にある先週の切り株を根元まで伐って、火が暮れて暗くなってしまいました。
今回初めて活動に参加してくれた森下君、お疲れ様でした。竹を伐り、木を伐り、真面目にしっかり作業してくれて、来年からの彼の活躍にお期待しましょう。
年内の活動はおそらく今回で最後だと思います。皆さんお疲れ様でした。そして、また来年頑張っていきましょう。