岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

6月9日の活動報告~田んぼの除草、苗取り~

どうも三回生の丹内です。
この日の活動は翌日の田植えに向けた準備ということで、田んぼの除草と並行して、黒米とヒノヒカリの苗取りを行いました。
 
各田んぼの除草をまず、除草機を使い、雑草の根っこを切っていきました、
 
 
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その後浮いた雑草を取り除き何とか田植えができる状態に。
 
ヒノヒカリの苗取りの様子
 
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植わっている苗を地面から取っていき、束ねていきます。
苗箱から苗を出す現在の機械化された田植えと違い、昔は全て手作業。。。
僕らも全て手作業で行っているのですが、これは中々骨が折れました。
 
この作業は日が暮れるまで続いたのですが、日ごろ起きたあれやこれや、話しながら、
みんな、くだらないも話題で盛り上がれるという・・・
昔は、お金がなくてもこういう豊かな時間の使い方をしている時代が
あったんだろうな、と思います。
 
作業の合間に見つけたウラナミアカシジミ
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オレンジと黒の模様が目立つ美しいシジミチョウです。このチョウは初夏にのみ見ることができます。
私は週二回ほど山に来ているのですが、週二回でも丸一日里山で作業をしていると、虫だけでなく、植物や鳥など他の動物だけでなく、周りの空気や日差しでも季節の移り変わりが感じられ、最近は山に来るのが楽しみで仕方ないです。
 
 
その後、明日のために田植えの練習をしておこうということで奥田に黒米の田植えを実際に行いました。
しかし、写真を撮り忘れてしまい、一列に並んで田植えしている写真はないのですが、またそれは次のブログでお見せできると思います(笑)
 
浮いている苗や植えわすれたところを補修している写真↓
 
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田植え後の風景↓
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この日は雨かと思い心配しながら作業していたのですが、大方曇りで雨も降らず日暮れ前まで天気が持ってくれたのでそこまでつらい作業にはなりませんでした。
今年は黒米の種もみを鳥に食べられてしまったり、種もみの選別の時点で黒米の中になぜかヒノヒカリが入っていたりといろいろと災難というか失敗続きでしたが、なんとかここまでこれてよかったです。
 
少し短くなりましたが、以上で活動の報告を終わらせていただきます。