岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

9/15~9/16 昆虫観察会

どうも三回生の丹内です。
今回は9/15~9/16に泊りがけで行われた自然観察会についてです。
 
いつもお世話になっていて、日本自然保護協会奈良連絡会で自然観察指導員をしていらっしゃる有山さんの協力の元、我々のフィールドで昆虫の観察会を行いました。
九月前後はゲリラ豪雨も多く、当日の天気も心配されましたが、当日は天気も良く、素晴らしい観察会となりました。
 
当日の進行は以下の通りです。
 
15日
午後 山林の生物の観察
夕方~ 夕食準備、テント設営
夜 ライトトラップで夜間の昆虫の観察
 
16日
早朝 朝食
午前 田畑の生物観察
 
当日の様子は写真のほうが雰囲気はわかりやすいので、写真を多めに書かせていただきます。
まず初めに、開会の挨拶、そして有山さんより高山、そして私たちの活動も紹介していただき、参加者自己紹介を行いました。
 
 
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そして、みな各々武器(虫網、双眼鏡、ルーペ等)を持ち出発しました。
まずは山林の生物。
 
男の子が、小川でイシガメを発見。
イシガメは日本固有の亀ですが、現在はレッドデータブックにも登録されており、絶滅が危惧されています。
写真ではわからないのですが、甲羅の後ろがギザギザしているのが特徴です。
 
 
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他にもカナヘビニホントカゲなど多くの爬虫類が見られました。
 
そして私がシオカラトンボを捕まえ、持っていくと講師の谷先生より、トンボとカマキリの解説。クイズ形式でわかりやすく説明していただきました。
 
 
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こんな感じで、あちらこちらで生物観察を進める方もいれば、ムカゴご飯だ!と言ってムカゴをとっている方もおられました。
里山には電気がないので日が暮れる前に慌ててテントの設営、食事の準備。
われらが岸ゼミの住居。
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この後、窯でご飯を炊く班、カレーを作る班、器を竹で作る班に分かれ作業に移りました。
この時私自身バタバタしており、写真がないのはお許しください。
 
 
 
そして夜になり、みなさんお待ちかねのライトトラップ。
蛍光灯は通常のものと、紫外線成分の多いブラックライトをを混用しました。
なぜブラックライトを使うのか、の説明もありましたが、少し子供たちには難しかったようです(笑)
 
 
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蛾、甲虫、ウンカの仲間、カゲロウなど飛ぶ虫が集まりました。
しかし、湿度や気温の関係なのか、思っていたほどの成果は上がらずといった感じでした。
そして、まだ眠れない夜間組は水生昆虫を探し水辺を探索。
マツモムシ、オニヤンマ、イトトンボのヤゴ、サワガニなどをかんさつすることができました。
 
 
そして午前は田畑付近の観察。
水路ではカワニナ、ため池ではスジエビヤマトヌマエビ、マツモムシの幼虫がたくさん見られました。
他にもマユタテアカネ、ギンヤンマなども。
アケビも成っていました。
 
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そして、無事観察会も終わり、泊りがけということでハードな二日間でしたが、とても楽しむことができました。
観察した生物は今後のリスト作りに役立たせていただきます。
今回開催するにあたってご協力いただいた有山さん含め、奈良連絡会の皆様ありがとうございました。
そして最後になりましたが、更新が遅くなり大変申し訳ありませんでした。
 
以上で報告を終わらせていただきたいと思います