岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2009年度生卒業製作①~オリーブ園を作ろう~

こんにちは 
四回生の佐藤です。
 
卒業を目前に、2009年度生の卒業製作としてオリーブ園を作ることになりました。
もともとは果樹園として岸ゼミの卒業生が残してくれた場所を整備しオリーブ園としてリニューアルすることにしました。
とはいえ実際は一から全て僕たちがやったというわけではなく、
このフィールドで実験的にオリーブ園を作りたいと言ってくださっていた
関西オリーブ普及研究会 事務局長の河田 輝彦さんと一緒に卒業製作をスタートすることになりました。
(後日談:実際はかなり河田さんにお世話になってしまい、僕たちはお手伝い程度になってしまいました^^;)
 
今日は、その制作過程を簡単に紹介していきたいと思います。
 
イメージ 1
 
写真①直径2m 深さ30㎝の範囲を掘り下げ、木や竹の根を取り除く
上記の範囲がオリーブを植える場所です。オリーブを植え付ける周りだけ木、竹の根を除去していきます。
かなり重要な作業です。これにより栄養を奪うモノからオリーブを守ります。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

写真②取り除いている最中
かなりの時間を浪費します。1つ分を一人で作るには一時間ほど掛かります。
合計で30個ほど作るので、テキパキした作業が必要ですが、
力作業のため、なかなか進まず骨が折れる作業でした。
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

写真③出てきた木の根や竹の根
30cmも掘り下げると、かなり大きな根が出てきました。
手こずらせやがってーという思いを込めた写真です。
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


写真④作業後の風景
とりあえず全て掘り下げました。その後、腐葉土と赤球土を混ぜて土を盛ります。
また河田さんが最後に、田圃跡のためいまのままだと水はけが悪いので、鹿沼土をその上に掛けてくださいました。
写真では白く見えます。植え付けの際に混ぜ込みます。
 
この場所に、マウリーノ(油用)、ペンドリーノ(油用)、フラントイオ(油用)、レッチーノ(食・油用)、タッジャスカ(食・油用)の5品種のオリーブ苗を30本、他の場所に20本植え付ける予定です。河田さんがイタリアからの輸入苗の手配をして下さいました。

植え付けに関することは後程ブログに挙げていきます。
 
3月17日にオリーブの植え付けをします。
興味のある人は是非参加してください。