岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2009年度生卒業製作②~オリーブ園を作ろう~

こんばんは!
この春同志社大学経済学部を無事卒業しましたシノタクです(^O^)/
来年からは地元三重県の高校で常勤講師を務めさせて頂くことになりました。
岸さんをはじめとしたずっと気遣ってくださっていた方々本当に有難うございました。

という近況報告も一応済んだところで...
遅くなってしまいましたが、以前載せた卒業製作の続きとして3月17日(日)に行った活動の報告をしたいと思います。

この日は同日のブログが上がっているようにメインの活動は2,3回生達の椎茸の菌打ち等ということで、その裏番組として4回生はそそくさと勝手にオリーブ園の方をいじらせて頂きました。

とはいえ、実は前回3月8日の活動日の後に河田さん(前回のブログ参照)が遥々九州までオリーブの苗を50本買ってきて頂いていて(後で岸さんに「付いていけばよかったじゃん」と言われ、心底後悔しました笑)、
それをこの日に植えるのだとばかり思っていたら、何日も放置しておくのは苗がかわいそうだということで3月11-13日の間に偶然活動日が被っていた2回生とほとんどの苗を植えてしまっていたそうです。

そういうわけで僕たちの卒業製作はこれで終了しました。
というわけには流石にいかないので、この日は2本だけ植えるのを待ってもらっていたオリーブの苗を植える体験的な作業と、旧果樹園は地面がでこぼこしているうえに水はけが悪いので雨が降った際にオリーブ付近に水がたまりすぎないように排水路を掘るという作業をしました。

オリーブは30センチほど?のもので品種はイタリア製のレッチーノを含めた3種を植えました。
植える時の手順としては植える前に植える場所をしっかりと掘り返し、10センチほど土を盛り真ん中に穴をあけておきます。そして、苗をポット?から出し、根がしっかりと土に張るようにして穴に植えます。その時にただ土をかぶせてしまうと根が土にしっかりと張らないので、子供の頃の泥遊びのように土をドロドロにして苗が抜けない程度に根に土をなじませます。

次にオリーブの苗を植える際(というかなんでも苗を植える時はそうなのかな?)は、根がしっかりと張るように、成長した時にまっすぐ伸びるように、幹の部分を細い竹と麻紐で固定しました。この時、支えの竹で影が出来てしまうと幹や葉に日光がしっかりとあたらなくなるので、竹が北側に来るように結びます。

と申し訳ないのですが言葉だけで説明してもなかなかイメージがつきにくいですよね。
写真は4回生の佐藤が撮ってくれているはずなのでまた載せて貰うように言っておきます。

後の活動は排水路を掘ったくらいですので、こちらの方が体力も時間も使ったのですが、こちらは特に言及することもないかなと思います。
というわけで一応僕達の卒業製作はいったんこれで完成なのですが、勿論植えたらそれでゴールなわけではないので今後もちょくちょく様子を見に来れたらなと思います。



さて新4回生の堀ちゃんがブログに卒業式の写真を載せてくれましたが、僕達2009年度生もこれでもう岸ゼミを卒業となります。が、この先社会人となっても頻繁に、というわけにはいかなくても田植えや収穫祭などの年に数回のイベントの日やそれでなくても自分の予定が空いた時にでもゆっくり里山に行ってリフレッシュするのもいいのかなと思います。

このブログは今までに卒業された先輩方もきっと見てくださっていると思います。
まず、新岸ゼミOBとして宜しくお願い申し上げるということと、今でも現役生達がしっかりと山の活動並びにエコロジーエコノミクスを学んでくれているので、今後はOBとして共にお力添えしていけたらなと思います野で宜しくお願い致します。

ありがとうございました。