こんにちは、岸ゼミ3回生の笹本です
2023年11月3日の活動報告です。
参加者
3回生:笹本 祇園 横井 上杉 松浦 赤松 原口
4回生:永田 蟹江 児玉
作業内容
急遽:罠にかかった猪の屠殺(家畜ではないですが、里山で取れた猪ですので。)
本日の作業内容は干していた稲の脱穀です。
稲刈りイベントで、稲架にかけていた稲を外し、脱穀しました。
自分はその場にはいませんでしたが、重労働だったようです。
脱穀機を3台用意していましたが、そのうち2台が使えなくなってしまいました。
1台は雨風により、木材が腐食を起こし、もう一台は、歯車に油をささなかったため動かなくなってしまいました。
脱穀機は年に1回使うかどうかのものです。日ごろ、目にかけない機械の整備不良、定期的に確認するべきでした。
脱穀では、ゼミ生とともにエコワク生も参加してくれたので、無事にすべての稲を脱穀し終えました。
恐ろしいことに、これは奥田1面と古田のちょっとした稲だけです。
仮に猪がほかの場所の稲を食べなかった場合、1日ではとても終わらなかったでしょう。
そして、本日急遽猪が罠にかかったので、その解体作業を手伝いに行きました。
写真に写っている猪は子猪、いわゆるウリボウです。
写真で見ると大きく見えますが、意外と小さいです。
(小さいといっても全長1メートル以上は余裕でありますが。)
そのイノシシを大阪で鹿の狩猟から解体、販売、調理まで行っているお店の方に手伝ってもらい、解体をしました。
解体作業は素早く行わなくてはいけません。血が周り、肉の鮮度を落とすことを防ぐためです。作業はまず、胸骨を十字に開きます。その後胸から肛門にかけて刃を通し、内臓を取り出せるようにします。その内臓を取り出す前に腸や膀胱にたまっている糞尿が出ないように結束し、肛門当たりの骨を断ち切ります。(ここは尾骶骨?)その後に胸骨を鉈で切り開き、やっと内臓を取り出すことができます。
猪の内臓を取り出すとき、体温が残っていました。さっきまで生きていた猪の温かみ。今回動物の内臓を初めて見ましたが、意外にも内臓に「きれい」という感情を抱きました。(内臓を見ることに対して、解体する前はよく漫画などで描写されるように、吐き気を催すのではないかと考えておりました。意外にもそんなことは起きませんでした。)
この後、無事に解体は終わり、この猪は翌日に皮をはぎ、肉を部位ごとに切り分けていくそうです。
以上本日の活動内容でした。
猪の解体作業は動画にもとりましたが、ここには動画を上げることができないので皆さんにお見せ出来ないことが残念です。
最後までご覧いただきありがとうございました。