お久しぶりです。岸ゼミ3回生の松浦です。
今年最初の昆虫図鑑ということで、超今更ですが抱負でも語っておきます。
昆虫を紹介していて思うのですが、写真が見づらいですよね。こうやってブログに載せることを想定していなかったので、適当に撮っていたんです。(言い訳)
僕としても、同定しづらいので非常に困っています。
ということで、今年の抱負は「見やすい写真を撮る」です!
まあ、しばらくは去年撮った見づらい写真が続くのですが…
【今回の昆虫】
クロモンサシガメ、コガネムシ、ナミアゲハ、ベニシジミ、ナナホシテントウ、キイロトラカミキリ、ナガメ (計7種)
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種名:クロモンサシガメ
分類:カメムシ目サシガメ科
体長:12~15mm
時期:5~9月
クロモンサシガメはカメムシの仲間です。中でも、サシガメという分類に属していて、その名の通り刺してきます。なので不用意に触らないようにしましょう。カメムシが刺してくる?と、疑問に思う方もいるかもしれないので、一応説明しておきますね。
カメムシの仲間は、一本の針のような口を持っています。それを、植物やほかの昆虫などに突き刺して汁を吸います。普通のカメムシは基本的に草食で、刺してくることはめったにないですが、サシガメは肉食で、普通に刺してきます。僕は刺されたことはありませんが、結構痛いらしいです。
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種名:コガネムシ
分類:コウチュウ目コガネムシ科
体長:17~23mm
時期:4~10月
何の捻りもない名前ですね。
こいつを含め、コガネムシの仲間は園芸害虫として知られています。カナブンと見分けるポイントは、口と羽の付け根にある三角形の形です。テストに出るので覚えておきましょう。
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種名:ナミアゲハ
分類:チョウ目アゲハチョウ科
開張:65~90mm
時期:4~10月
アゲハチョウと言えば、このナミアゲハ。美しいですね。
アゲハチョウ科の特徴として、後翅にある尾状突起と呼ばれるしっぽのような部分があります。これがないアゲハチョウ科や、アゲハチョウ科以外の種類で尾状突起を持つものもいますが。
アゲハチョウの幼虫はミカン科の植物を食べるのですが、里山にある、同じくミカン科の橘に幼虫がついているのを見たことがありません。何故??
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種名:ベニシジミ
分類:チョウ目シジミチョウ科
開張:25~35mm
時期:4~11月
特に説明することがない…
まあ、普通種です。皆さんも一度は見たことがあるでしょう。
チョウやトンボなど、飛ぶ昆虫の撮影は難しく、いつも苦労しています。
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種名:ナナホシテントウ
分類:コウチュウ目テントウムシ科
開張:5~9mm
時期:3~11月
皆さんご存じのテントウムシです。写真では1つ隠れてしまっていますが、その名の通り、背中に7つの星(黒い点)があります。かわいい見た目をしていますが、肉食です。幼虫・成虫共にアブラムシを食べます。
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種名:キイロトラカミキリ
分類:コウチュウ目カミキリムシ科
開張:13~21mm
時期:5~8月
産卵のため、伐採された木や枯れ木にいることが多いです。こいつも薪が積んであるところにいました。
幼虫は、クヌギやコナラなどの枯れ木を食べます。冬に薪割りをすると、キイロトラカミキリの幼虫を含め、色々なカミキリムシの幼虫が出てくるのでおもしろいです。
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種名 ナガメ
体長 6.5〜9.5mm
時期 4〜10月
街中ではこんなに派手なカメムシは見かけないのではないでしょうか?変わった模様をしていますよね。
ナガメという名前は「眺め」という意味ではありません。「菜の花につくカメムシ」なのでナガメ(菜亀)です。彼らは成虫・幼虫共にアブラナ科の植物を好みます。もちろん菜の花もアブラナ科。ちなみに、里山の畑には同じくアブラナ科のカブやダイコンが植わっています。食べたら許さん。
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【これまでに見つけた昆虫】
合計・・・11種