４月１２日の活動報告～「里山保全の実践経済学」の開講日～

こんにちは。三回生の柳田です。更新が遅くなり大変申し訳ありません。

今まで何度かブログを書かせてもらっていましたが、このたび田崎君とともに正式にブログの担当となりました。内容、文章ともに稚拙かもしれませんが、上達するよう努力するので温かい目で見守ってもらったらうれしいです。更新はなるべく早くします。最低でも毎週火曜日には更新したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

４月１２日の活動報告をします。
本日は「里山保全の実践経済学」の開講日で政策学部、室田ゼミからも数名参加していただき、総勢２０名ほどのにぎやかな活動となりました。主な活動は里山散策、田起こし、道路の補修工事、竹林伐採、薪割りです。

最初に、里山に初めて来ていただいた方々、これから里山の活動を担う新三回生のために、有山さんとＳＡ(Student Assistant)の榊原先輩、杉俣先輩の指導のもと里山散策を行いました。
奥の広場から山の奥へ奥へと登っていきます。(フィールドの場所の名前は左の「圃場の呼称」をご覧ください)

山の上へ登るとあちこちにこのような池があります。下の池とは違って澄んでいてきれいでした。過去にここで、記念にと王先輩が泳いだそうです。水泳大会してもいいかもしれません。

所々で有山さんがレクチャーしてくださいました。有山さんは里山の野草や生き物に関する知識を豊富にお持ちで学ぶことが多々ありました。僕たちが普段歩いていてもすぐに見過ごしてしまうようなことにパッと気づいて詳しく教えてくださいます。僕は食べられる野草(フキ、ゼンマイ、ヨモギなど)に興味をひかれました。フキをそのままかじってみると少し苦く春の味がします。採れた野草は昼御飯のみそ汁に入れて、おいしく頂きました。

珍しいタンポポを見つけました。外側だけが白いです。

山を下りると高山用水の北側に着きました。ここにつながっていたのか！とビックリです。

里山散策を終えると、昼食の準備に取り掛かりました。竹で器を作ったり、みそ汁のためのシイタケを収穫したりしました。このところ夏のように暑い日が続き乾燥していたので、シイタケが採れるか心配でしたが何とかいくつか収穫できました。

採れたての野草、シイタケ入りのみそ汁が完成しました。うん、うまい！

昼食後、それぞれグループに分かれて雷田の田起こし、道路の補修工事、薪割り、竹林伐採を行いました。

雷田の田起こしです。
今年は陸稲の「ゆめのはたもち」を植える予定で、そのための田起こしです。雷田は古代米を植えていましたが、全くのノータッチでレンゲなどの草花が生え放題です。雷田は予想以上に土が硬く、雑草が茂りに茂っていたので耕すのに苦労します。日中の一番暑いときにみんな鍬をもって奮闘しました。僕は手にマメが３つもできました。途中で耕運機があれば…と思ったりもしたのですがそこは岸ゼミクオリティー。なるべく化石燃料には頼りません。予想以上に作業が早く終わり驚きました。みんなよく頑張った！

こちらは道路の補修工事です。
前田の横の道路に轍が出来てえぐれてしまい、前田と高さが変わらなくなってきたので補修を行いました。尾山さんの車を貸していただきました。土を削りだして撒き、最後に車で押し固めました。

完成です。うん、よく頑張った！

薪割りグループです。先週に続いて尾山さんに再びお手本を見せてもらいました。やっぱりウマい。太くて長い薪を一発で簡単に割ってしまいます。達人の域。みんな尾山さんに習って挑戦です。

竹林伐採のグループは竹で素敵な椅子を作ってくれました。写真を撮り忘れたのが惜しまれます。
途中、木下先輩がアイスクリームの差し入れを片手に、僕たちの活動の様子を見に来てくれました。励みになりました！ありがとうございます。

本日の活動は以上です。本日の活動を通して感じたのはやはり大勢いると様々な作業ができるし、はかどるということを身をもって痛感しました。それになりよりもワイワイとにぎやかで楽しいです！
今年の僕の里山での目標はエコサントイレ（し尿分離型のトイレ。わからない方はhttp://blogs.yahoo.co.jp/seminor_mkishi/46518885.html を参照ください）を作るということです。そのためにも本日のように人手が要ります。どうぞみなさん積極的に参加してください。
卒業された先輩方も時間があればぜひ来てくださいね。八木先輩はゴールデンウィークに来てくれます…よね？