岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

4月26日の活動報告~田起こし、腐葉土作り、筍掘り~

こんにちは。三回生の柳田です。4月26日の活動報告をさせていただきます。

本日の主な活動は雷田の田起こし、腐葉土づくり、筍掘りです。場所は小峠。天気は曇りのち雨。そして台風のような強風に冬に逆戻りしたような寒さ。厳しい天候です。こんな中、有山さん、小畠先輩、吉江先輩も来てくださいました。ありがとうございます。

まず雷田の田起こしから始めました。前日岸さんとホームセンターで買った発酵鶏糞二袋、発酵牛糞一袋を均等にまいて耕しました。念のために言っておきますがこれは化学肥料ではありませんよ。れっきとした有機農業です。でもこれだけの肥料ではおそらく足りません。だから横に放り投げていたレンゲなどの雑草をもう一度田んぼに戻して鍬ですきこんでおきました。これも立派な肥料になります。
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田起こしを終えると、奥の広場に移動し腐葉土作りを行いました。先日集めておいた大量の落ち葉に発酵鶏糞二袋と水を混ぜて鍬やスコップでよくかき混ぜます。
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どの程度土や水を混ぜたらよいのか誰も分からないのですが、とにかく完成しました。
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微生物が落ち葉を分解して腐葉土になります。微生物の働きで落ち葉の中は70度近くまで上がるそうです。うまくいけば、作った翌日、中に手を入れるとあったかくなっているとか。去年作った腐葉土は良い出来でした。中からカブトムシがたくさん出てきたそうです。今年もうまくいってほしいものです。

筍掘りも行いました。去年は大漁でしたが今年はどうやら不作のようです。有山さんいはく、竹は一年ごとに休息と生長を繰り返すとか。今年はハズレの年みたいです。残念。でも何とか中くらいの筍を三つ収穫することができました。
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周りを慎重に掘って筍の腹側(曲がっている内側)をスコップでひと思いにグザッっといれるときれいに取れます。
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収穫した1本をそのまま灰の中に入れて焼き筍にしました。茹でたトウモロコシに似ていました。おいしかったです。去年は筍の天ぷら、すまし汁、筍ごはんにしていました。絶対に食べたいですね。ぜひ今年も作りましょう。

それから西畑の南側に小さな畑があるのですが、今年はいろいろな作物を植える予定なので耕しておきました。すでに岸さんの娘の摩耶ちゃんがトウモロコシを植えています。僕個人的には大豆を植えたいです。大豆を作れるようになると農家として一人前だとか。
耕す前↓です。去年作物を植えていたらしいですが、放置していたためすべて雑草に負けたみたいです。あまりに雑草が生えているので草抜きをしてから耕しました。
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きれいに耕せました。隣に置いてある雑草の山はそのまま腐らせて肥料とします。
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畑を耕していると雨が激しく降り始めやむなく活動を中止しました。やはり雨はブルーになります。次の活動は授業の「里山保全の実践経済学」の開講日です。他学部からも参加してくださいます。どうにか晴れますように…
以上で報告を終わります。

お詫びと訂正…4月18日のブログであぜ切りの意味を間違えて記載していました。本当に申し訳ありません。正しくは、あぜ切りとはあぜの表面の土を3~5センチそぎ落とす作業のことを指します。土をそぎ落とすとザリガニやモグラが作った穴が出てきます。その穴に練った泥を埋め込んで水漏れしないようにします。
つまり18日の活動はあぜ作りということです。間違えて覚えてしまった方がいたら本当に申し訳ありません。次回からはしっかりと調べてから記載します。また間違い等ありましたらコメントしていただけると幸いです。