岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

6月6日の活動報告~あぜ切り、あぜ塗り、草取り~

こんにちは。三回生の柳田です。6月6日の活動報告をさせていただきます。

本日の主な活動は苗の植えかえ、木下田のあぜ切り、あぜ塗り、草取りです。場所は小峠。天気は晴れ。本日は卒業生の斎藤先輩が活動に参加してくださいました。ありがとうございます。

小峠に着くとまず黒豆とキュウリの苗をポットから西畑に植えかえました。元肥として西畑南の腐葉土を拝借しました。腐葉土を混ぜ、いざ黒豆の苗を植えかえようとすると…なんと黒豆の根がルーピング↓していました。ポットの底の穴からさらに根が伸び、下の地面まで根がはっていました。ルーピングすると植えかえても根があまり広がらないため苗の成長に良くない、とのことです。植えかえの時期が遅すぎました。毎週、根の広がり具合を観察すべきでした。しかしこうやって実際に失敗することってある意味大切だと思います。また一つ賢くなれましたし…失敗は成功の母です。
ところで突然ですが枝豆は大豆になります。さやが青いうちに刈り取ったものが枝豆。さやが枯れてから収穫するのが大豆。岸ゼミでこのことを知らない人がチラホラいたので一応書いておきます。黒豆も枝豆、大豆になりますよ(僕は枝豆で食したいです)。
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次に木下田で作業です。まずあぜ切り、あぜ塗りから始めました。この作業を怠ると田んぼから水が抜けてしまいます。大切な作業です。スコップであぜを切り、その断面に泥を平鍬でペタペタと平らに塗ります。泥を塗るのは左官屋さんの仕事みたいでやっていて楽しいです。

         ビフォー
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         アフター
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ビフォー
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アフター
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あぜ切り、あぜ塗りを終えて昼食としました。昼食中、岸さんが東屋の隣にある去年作ったほだ木からマンネンタケが3つ出ているのを発見。中指ほどの小さなものでしたが、これからまだまだ大きく成長するそうです。大きくなったら漢方薬店に売るか(高額だそうです)、玄関の飾り物にするか…このマンネンタケ↓は一番大きかったのですが伐採した竹に押されて少しつぶれていました。
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昼食を終えると、木下田でただひたすら草取り。水を田んぼに引いて土をやわらかくし、除草機、平鍬、素手でひたすら草取り。バカ話をしながらひたすら草取り。
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別角度から。
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時系列に写真を載せたのですがだんだんと雑草が無くなるのがわかると思います。

本日の帰り際に撮った写真。雑草で隠れていた稲の株がきれいに見えるまでになりました。
これぞマンパワーの威力!
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草取りを終えて本日の活動を終えました。きれいになった田んぼをみると疲れも吹っ飛びます。
それから14日の田植えまで時間がありません。作業が遅れています。他の田んぼの草取りも、それ以外の仕事もしなければいけません。みんなの協力が必要です。時間がある人は積極的に参加してください。どうぞよろしくお願いします。
以上で報告を終わります。