岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

シリーズ里山食紀行~番外編・麦わら帽子~

去年の暮れにまいたライ麦を6月末に刈り取り、7月8日に脱穀をしました。
脱穀した後の麦のワラを家に持ち帰って、麦わら帽子作りに挑戦です!!
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まずはワラを編みやすいように、金槌で平らに伸ばしていきます。手でもできるのですが
たまに麦の繊維が指に刺さってしまうので、要注意です!
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節のところは念入りに。。
 
市販の麦わら帽子を眺めていると、5本で編んでいく5つ編みであることが分かりました。
しかし里山で取れた麦わらは、市販の物よりも太かったため、今回は4つ編みにしていきます。
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ワラの長さが足りなくなったり、とても細い藁の場合は、途中でもう一本足して、一緒に編んでいきます。
節のところでポキポキと折れてしまうためそのたびに継ぎ足しました。
 
およそ10m編んだところで一旦ストップして縫い合わせの作業に取り掛かります。
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初めは平らになるように指でしっかりと押さえ、きつめに縫っていきます。
上の写真では、右手で塗っているので、左手でワラを押すとより緩やか(平ら)に
ワラを引っ張ると急に、角度をつけていくことができます。
 
左:途中経過 右:頭の部分完成 です!
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  今度は帽子のつばの部分を編んでいきます。7~8mくらいでストップしました。
それを被る部分に縫い付けていきます。角度を調整する必要がないため、こちらの方が簡単でした!
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私はつばの部分を分けて編みましたが、そのままずーっと1本長く編んでいてもきっとできると思います。
そして、すべてを縫い付ければ出来上がり!!イメージ 11イメージ 3
風で飛ばないように紐をつけ、リボンはなかったので代わりににボタンで飾り付け♪
 
 
麦特有の、とってもいい香りがします!
 
 
 
 
 
 
 
                 裏はこんな感じです→
 
形は少しいびつで、網目も縫い目も荒いのですが、そこは手作りの良さということで勘弁してください (´ω`*)
 
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早速試着!ちゃんとかぶれますよー。皆さん使ってくださいね!次はかご作りにも挑戦です。