岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

9月21日 活動報告 ニンニク植え付け

こんにちは。
菅野です。

9月15、16日の自然観察会のブログにつきましては、参加者で一度写真と内容を整理した上で、投稿いたします。 もうしばらくお待ち下さい。

一か月前に購入したばかりのカメラが故障しましたので、今回も活動写真がありません。すみません。

今回の活動はニンニクを植え、ダイコンを植える準備をしました。
西畑で土をひっくり返し、特大幅の畝を作り、菜種の油粕を混ぜた土に15センチ間隔で
ニンニクを約100個植えました。

初夏に収穫したニンニクを重さで選別します。
10グラム~15グラムが味がよく、成長もよいので種用にします。

ニンニクの根球ひとつに5,6個の鱗片があります。単純計算して、今食べずに来年の六月までまてば、かなりの高確率で五倍になるわけです。
今年収穫したニンニクのうちどれだけを消費し、どれだけを将来の消費のために貯蓄してそれを投資にまわすか。投資に回されたニンニクは新たなニンニクを生み出す資本となりますが、この資本の減耗率は100%。この資本と土地と私たちの労働とが組み合わさって新たにニンニクが生み出されます。しかし、場合によっては収穫が0となるリスクもあります。
ゼミ生の効用関数と生産関数との相談です。重さのちょうどいいものは全て植えることにしました。

植える土地はたくさんあるし、手入れも比較的簡単なので少ない労働投入量で五倍になる。しかも日本産で有機栽培。
機械、農薬を使わない、労働力が安定しない岸ゼミにとって、ニンニクは活動資金の足しにするための唯一の換金作物かもしれません。資本がないがため、GDPの伸ばしようがない国みたいですね。

大きすぎたり、小さすぎたりする残りのニンニクは労賃として参加者でおいしく頂くことにしました。
ダイコン用の畝は、石灰を混ぜて近日中にいつでも種を植えられるようにしておきました。

今回の活動報告は以上です。