岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2月1日 道普請、広場整備

はじめまして、こんばんは。
今週のブログを担当します、二回生の森下です。
日中雪や霰が降ることもありましたが、個人的には陽が照ると上着を脱ぎたくなるくらい暑かったです。
しかし17時頃になると急に冷え込み、厳しい寒さが身に染みて手足がかじかみました。
もう二月になりましたがまだ春は遠いと感じます。
本日は、
道の整備、東屋再建の為の整備
の二手に分かれ作業しました。


吉岡さんからクッキーの差し入れを、野田さんから大きな白菜を、佐野さんからは台湾旅行のお土産、林田さんからはディズニーのお土産のお菓子を頂きました。
ありがとうございました!


先週切り倒した大きな木を、崩壊してしまった東屋再建のスペース確保のために、分解して整備しました。
ひたすら木を細かく切って、榾木や焚きつけ用の小枝に分けました。
葉の付いているものは水分を含んでいて燃えにくいので、別の所に置いて乾燥させます。
先輩方が火を付けるのにとても苦労してはりましたので、水分の有無は重要だと感じました。
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↑榾木と焚きつけ用の小枝
綺麗に分けられました。
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↑葉っぱの付いている枝
重ねていくうちに凄く山盛りになりました。


大きな木を、チェーンソーではなく大きなノコギリで切り倒しました。
尾山さんが「ノコギリで切るからこそ価値があるね」と仰っていたのが印象的です。
チェーンソーを使えば楽ちんですが、ノコギリを使うと、どこに重心がかかり、どこを切れば倒れやすいのかがよく分かります。
昔は斧で切り倒すこともしていたそうです。
個人的にノコギリよりも斧の方が勢いあって倒しやすいのかなと思っていましたが、
実際はノコギリの方がよく切れるそうです。
しかしそこいらの枝を切るのとは訳が違い、ノコギリを動かすだけでもかなりの力が要り大変です。私がやるとそもそも削れているのか謎な程でしたが、男性陣のおかげで無事切り倒せました。
年輪から見るに、樹齢20年位だそうです。
倒れる直前のパキパキという音が臨場感あり新鮮でした。
テレビでタレントが同じように木を切るシーンは何度も見たことがありますが、
実際に目の当たりにすると迫力が段違いです。
木を切り倒す際はとても危ないので、ヘルメットを着用し、切り倒す前には周りへの注意喚起を忘れずにしましょう。
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↑切り倒した木
この木を切り倒した際、さくらんぼの木に掠り少し傷ついてしまいました。
成長に影響が無いといいのですが…
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↑榾木用に切り倒された木
不足していた榾木確保のためにコナラとクヌギを切りました。
シイタケとマイタケの菌うちに使われます。
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さくらんぼの木
橘のあった所に植え直しました。


尾山さんと岸さんにより一番東屋に近い位置に倒してあった巨木が解体されました。
尾山さんが切っている時に木が回転して非常に危険でした。
切り落とした際、重く鈍い落下音がしていました。
あんなのに当たってしまったらと思うとぞっとします。
危険な作業にも関わらずお手伝いして頂き感謝です!
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↑細かく分解された東屋後ろの木


笹など燃やしたあとの灰は、畑の肥料となりました。
灰はアルカリ性で、作物にまくと害虫よけになり、酸性土壌の改良効果もあるそうです。
和田さん希望のジャガイモにも使うそうです。
沢山収穫出来るようになるといいですね。
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↑刈り取った笹など燃やしてます。
白い煙がもくもくと立ち上ってます。
破竹音が鳴り響き灰が飛び散ってました。


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↑榾木エリアの奥の、ため池周辺の整備の様子
杭を打ち込み、ため池に土が落ちないように竹でカバーします。
道幅が広がっています。
とても綺麗に整備されました!


ブログ担当になっている事を忘れていて写真をほとんど撮っていなかった事と
道整備の内容を全然把握していなかったことが反省点です。
整備をする前とした後のスッキリ具合をきちんとお伝えできず残念です。
次にブログ係になった時は今回の事を踏まえ、里山活動全体を見据えたいと思います。

以上、活動報告でした。