岸基史ゼミ活動日誌

同志社大学経済学部岸ゼミナールです!里山きゃんぱす(奈良)での里山保全活動や物販活動など日々の活動を報告しています!

2021/3/28 活動報告 キノコの菌打ち

こんにちは、3回生の山根です。久しぶりにブログを書かせていただきます!

≪参加者≫(敬称略)
4回生 橘
3回生 田中 洞 山根
2回生 宮本

当日は雨ということもあり、普段より早めの引き上げとなりました。
就活のリフレッシュも兼ねて山に来たのですが、あいにくの悪天候でした笑

午前中は、以前池の周りを整備した際に切り倒した木の細分化作業を行ないました。
切った木は薪として使います。
午前はテントを張らずに作業したため、写真取れず申し訳ないです><

午後からは、テントを張って、シイタケとナメコの菌打ちを行ないました。

①まず、ほだ木(菌を植え付ける木)を作ります。

切った木の断面を地面につけてしまうと、植え付けるキノコ以外の菌が入り込んでしまう可能性があるので、木の扱いには細心の注意が必要です。

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②できたほだ木にドリルで穴を開けていきます。

植え付ける菌は、中心の種駒から縦5cm×横10cmほどの楕円状に広がっていくので、穴もその間隔になるように開けていきます。
穴あけの際にドリルと木の摩擦によって、木の焦げたような匂いが出ます。香ばしい香りがして、僕は結構好きです笑

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③ドリルであけた穴にハンマーで種駒を打ち込んでいきます。

 

円柱形の木片に白い菌糸を纏わせたものが種駒です。この菌糸が基となり、木の中で広がっていきます。これを設置し、落ち葉を被せたら完成です。

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過去のものの写真です。毎年結構立派なものが取れるので、今年も収穫が楽しみです。



当日は雨の中の作業となり、寒くて少し大変でしたが、雨の中木に囲まれて作業するのも、なかなか風情があってまた違った良さがあるなと感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。